【G 580の魅力 その3】
質実剛健で実用的な室内
室内は適度にラグジーで、華美な装飾はなく実用本位。でありながらイイモノ感が漂います。
ディスプレイはほかのメルセデス車と同様の2画面が連結したタイプ。高精細で見やすいです。
ディスプレイの操作はタッチパネルかトラックパッドを利用。レクサスもですが、個人的にトラックパッドは使いづらいのですが、それは自分が高級車を所有していないがゆえなのでしょう。
G 580 with EQテクノロジー Edition 1のみ、助手席ハンドル部にEdition 1のバッジとカーボン加飾がされています。
2列目シートは見た目と違い、足元が狭かったりします。感覚としては国産コンパクト程度といったところ。一方でアメニティは充実しており、なかでもシートヒーターを用意しているのはうれしいですね。
グラスルーフも用意され、開けると解放感が得られます。
バックドアにはスペアタイヤカバーの代わりにAC充電ケーブルを納めるケースに変わっています。
荷室はとても広く、大抵の荷物は入りそうです。12Vアクセサリーソケットも用意され、ポータブルバッテリーの充電などもできます。
【G 580の魅力 その4】
巨大で重いボディーでも高い走行性能
2本のメインフレームと複数の部材(クロスメンバー)で構成するラダーフレーム車種は、丈夫で耐衝撃性に優れるものの、過去、さまざまなラダーフレーム採用車種を試乗してきた経験上、一般道での乗り心地は通常のモノコック構造に劣るというイメージがあります。
ワインディングを走ってみましたが、確かに車重による振動の収束などで厳しさはあるものの、ラダーフレーム車としては屈指の出来栄え。さらに電動車らしい静粛性と相まって、快適そのものでした。
静かすぎて運転した気にならない、という方には疑似的にV8サウンドを奏でる設定も用意されています。こちらは同ユニットを搭載するAMGバージョンのG63と比べると、ちょっと大人しい印象。
Gクラスの魅力である高い走破性も見逃せないポイント。まるで急降下するような坂道もブレーキを使わずに安全に降りることができます。
バッテリーパックを密閉してフレーム内に収めたことで最大渡河水深は850mm(ディーゼルエンジンモデルのG450dは700mm)と向上。「水につかったら感電するんじゃないか?」とドキドキしましたが、もちろんそのようなことはありませんでした。
【まとめ】新型GクラスはG 580がベストバイ
エンジン車を上回る走破性と静粛性を手に入れたG 580。普段乗りでオフローダーの実力を発揮することは、ほぼありません。ですが、トルクフルで静かなクルマは、街乗りで魅力的に映るでしょう。
筆者は同日にハイパフォーマンスモデルのAMG G63も試乗したのですが、前述の魅力から「買えるならG 580の方が素敵だな」と思いました。
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