荷室の広さはMINI史上最大級かも
異端児なのは見た目と走りだけではありません。ラゲッジスペースの広さもMINI史上最大級といえそう。後席を倒せば、その広さに驚嘆。なのですが、他社のようにラゲッジスペース側から倒すことはできないようで、いちいち後席側に回らなければならないのは面倒でした。しかも、背もたれごとに倒さなければならないため、中央を倒すのはちょっとしんどかったりも。
ラゲッジルームに12Vアクサセリーソケットを用意するので、移動中にポータブル電源などの充電が可能。また、パワーゲートに対応しているのは便利ですね。
後席はさすがの広さ。四輪駆動ゆえ、センタートンネルがかなり盛り上がっています。USB Type-Cの充電ソケットも用意されています。
運転席はMINIの世界そのもの。特に中央部に置かれた直径24cmの有機ELディスプレイが、ほかのクルマにはないアイテムといえます。
スポーツモードを試そうとGO KARTモードを選択。すると「ヒャッハー!」という声が車内に響き、派手なエンジン音がこだまするとともに、イルミネーションも変化。車両には複数の走行モードがあり、車内イルミネーションなどと連動しているようです。これもまたイマドキのBMWらしい演出が取り入れられています。ちなみに、シートマッサージ機能のモードもあったりします。
ステアリングホイールはかなり太め。これもまたBMWらしかったりします。一方、イグニッションやシフトセレクターなどはディスプレイの下に配置されています。中央のイグニッションはスイッチボタンではなく捻るタイプで、まるでポルシェのよう。遊び心いっぱいです。
【まとめ】MINIの固定観念を壊してくれる意欲的なモデル
BMW X1のデキの良さにMINIの遊び心が加わり、それでいてX1より120万円も安いというジョンクーパーワークス カントリーマンALL 4。「こんなのMINIじゃなくてBIGだ」と思ったりもしましたが、そういう固定概念を持ってしまったことを反省しきりです。
気づけばMINIがBMW傘下となって20年以上が経ち、MINIはこういうモノ、というのが頭にこびりついていました。でも、そうしたものを壊してくれそうなジョンクーパーワークス カントリーマンALL 4。MINIはまだまだ面白くなりそう、そんなことを思わせるクルマでした。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第676回
自動車
メーカーチューンの理想形! 2L化した特別ロードスター「12R」が魅せる至高の人馬一体 - 第675回
自動車
街乗りは不便でも悪路走破性は最強! ファミリーカー目線で斬る「ジムニー ノマド」のリアルな実力 - 第674回
自動車
軽自動車なのにフラッグシップ級の充実度! 三菱・新型デリカミニの最新コネクテッド機能を徹底検証 - 第673回
自動車
【予算30万円台】車中泊もこなす神コスパ! 日産「ウイングロード」の中古を推したい3つの理由 - 第672回
自動車
さらばA110。プロが自腹買いする名車。最後の過激な限定車「アルピーヌ A110 R 70」の魔力 - 第671回
自動車
15年前のクルマと侮るなかれ! 燃費22.5km/Lの実力派、2代目ソリオを再評価する - 第670回
自動車
e-4ORCEでついに完成形へ! 35周年の日産のミニバン「セレナ」が選ばれ続ける理由 - 第669回
自動車
椅子が外れて広大な荷室に!? ルノー「グランカングー」は国産ミニバンとココが違う - 第668回
自動車
「NSXでキャンプ」は実在した!? テールゲートに荷物を詰め込むスーパーカー・アウトドアの衝撃 - 第667回
自動車
さよならMAZDA2。消えゆくマツダの看板小型車は「今こそ買うべき最強のホットハッチ」だった

















