ローカル5Gより「プライベートLTE」
また、sXGPの1.9GHz帯は、ほかにDECTというデジタルコードレス電話規格で用いられている程度でしか使われていない。
すなわち、ほかに干渉する通信機器がほとんどないので、安定した運用が可能というのも大きなメリットになっている。特に繁華街にある工事現場だと、周辺からWi-Fiが飛びまくっているので、Wi-Fi網を使った連絡手段では、円滑なコミュニケーションができないとされている。
実はローカル5GよりもsXGPも活用した「プライベートLTE」のほうが、導入を検討する企業側にとってはコストの負担も少なく、免許も不要と言うことで、現実的なソリューションになろうとしている。
特にiPhoneとiPadがこの4月からsXGPに対応したことで、豊富な法人向けアプリをsXGPのネットワーク内で使えるようになったのが大きい。
iPhoneに標準搭載された通話アプリを利用し、内線電話的に利用することもできる。
法人向けPHSサービスが終了し、1.9GHz帯は今後使われずに終わっていくのかと思いきや、PHSはsXGPという通信規格に生まれかわり、ローカル5Gにも対抗できるネットワークに進化していたのだった。
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