
写真はイメージ PhotoAC
今年、PHSが終了した。そもそも個人向けサービスは2021年1月末に終了していたのだが、法人向けサービスがなかなか終了できずにいたのだ。
個人向けのPHSサービスは安価な通信料金プランで若者を中心に人気が出たものの、通信方式の違いから「すぐ切れる。圏外が多い」と敬遠され、つながりやすい携帯電話に取って代わられてしまった。
一方で、法人向けや自動販売機の在庫データ管理などに使われてきた。特に、PHSの電波は携帯電話に比べて医療機器に干渉しにくいとして医療機関での内線電話として普及してきた。
病院内だけで使えて、公衆網には接続しない「構内PHS」として運用すれば今後もPHS端末は利用できるが、公衆向けサービスが停波したことで端末の調達は今後さらに困難になると言われている。
そんななか、構内PHSの代わりとして期待されているのが「sXGP」という通信規格だ。

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