写真はイメージ PhotoAC
今年、PHSが終了した。そもそも個人向けサービスは2021年1月末に終了していたのだが、法人向けサービスがなかなか終了できずにいたのだ。
個人向けのPHSサービスは安価な通信料金プランで若者を中心に人気が出たものの、通信方式の違いから「すぐ切れる。圏外が多い」と敬遠され、つながりやすい携帯電話に取って代わられてしまった。
一方で、法人向けや自動販売機の在庫データ管理などに使われてきた。特に、PHSの電波は携帯電話に比べて医療機器に干渉しにくいとして医療機関での内線電話として普及してきた。
病院内だけで使えて、公衆網には接続しない「構内PHS」として運用すれば今後もPHS端末は利用できるが、公衆向けサービスが停波したことで端末の調達は今後さらに困難になると言われている。
そんななか、構内PHSの代わりとして期待されているのが「sXGP」という通信規格だ。
この連載の記事
-
第219回
トピックス
「ドコモ銀行」どう実現? 住信SBIネット銀買収の観測も -
第218回
トピックス
みずほ、楽天に助け船 ドコモは三菱UFJとタッグの可能性も -
第217回
トピックス
シャオミ台数急増 理由は安くても品質に自信大 -
第216回
トピックス
総務省の“アップルつぶし”か スマホ下取り価格規制 -
第215回
トピックス
クアルコム、経済圏拡大に“邪魔者” アームとの対立深まる -
第214回
トピックス
ドコモよりauとソフトバンクの体感品質が上がっている事実 -
第213回
トピックス
総務省がソフトバンクを刺しに来た? もう割引規制なんて撤廃すべきだ -
第212回
トピックス
「折りたたみスマホ」いまだに低調 欲しいと思える「何か」が足りない -
第211回
トピックス
KDDIローソン、狙いは“学生” 「無料ギガ」と「吊るし」でアピール -
第210回
iPhone
アップル「iPhone 16」シリーズ、オススメはこの2つ -
第209回
トピックス
スマホがどこでも買える今、ソフトバンクの“英断”は理にかなっている - この連載の一覧へ