クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は「ランドクルーザーのリセール事情」についてレポートします。実際に、ランクル60を「四駆を中心に取り扱う中古車買取販売店」に買い取ってもらい、ランクル76を購入した私が「これだけは気をつけて!」というポイントを紹介します。ぜひ、参考にしてください。
ランクルはどこで買い取ってもらう?
いきなりですが、オススメは「ディーラー」か「中古車買取販売店」です。普通じゃん、と思うかもしれませんが、このどちらかが1番安全です。「ネットオークション」「知人に買い取ってもらう」などありますが、色々話を聞くとトラブルが多いという印象を受けました。また、中古車市場価格の相場が分からないという方は、安く見積もってしまう可能性もあるので、プロに見てもらって妥当な金額を付けてもらいましょう。
ディーラーで下取りに出す場合も、中古車買取のお店で買い取ってもらう場合も、何店舗か足を運んで、より条件の良い所を選んだほうがいいでしょう。私は「ディーラー」3店舗、「中古車買取販売店」6店舗で査定をしましたが、査定価格に差がありました。面倒かもしれませんが、少しでも高く売るために頑張りましょう!
ディーラーで売る場合
前述のとおり、私は「ディーラー」3店舗でランクル60の査定をしました。「中古車買取販売店」はリセールバリューに120万円くらいの差があったのに対して、ディーラーはあまり差がありませんでした。聞いたところによると、ディーラーには下取りの基準が細かくあるので、大きく差は出ないとのこと。
そこで感じたのは、どこのディーラーに行こうと当たり外れがない、という安心感です。早く売りたい、色々調べるのが面倒くさいという人はディーラーで下取りがベストです。
ディーラーの査定ポイントを聞く
トヨタカローラ西川越店の柳川貴之さんに査定ポイントを教えてもらいました。
ディーラーの査定方法はポイント制です。走行距離&年式をチェックしたあとに、外装→内装と細かくチェックされます。また、リフトアップしているよりもノーマルの状態の方が査定額は上がるそうです。ちなみに、ディーラーの査定額に差があまりないとはいえども、20万円くらいの差はありました。
●まずは外装をチェック
ボディーの傷&修復歴などをチェックしていきます。ボディーの傷は20cm以上の大きさだと大幅に点数ダウン(傷の深さにもよります)。また、ランドクルーザーはオフロードを走る車でもあるので、下回りが擦れていないかなど入念にチェックするそうです。人気のオプション(サンルーフなど)がついていると下取り価格はアップします。
ボディーのラッピングなど、次に乗る人を選ぶような塗装&カスタムは査定額が下がってしまうので要注意です!
●次に内装チェックしていく
内装も目立った傷がないかチェックされます。マットが汚れていたりすると減点対象に。シートが本革だと下取り価格がアップするそうです! 内装&外装ともに、純正オプションは多い方がいいとのこと。
今まで、色々なところで査定してもらってきましたが「トヨタカローラ西川越店」の査定額は、かなり良かったです(だいたいどこも370~380万円が相場)。ディーラーによっても多少なりとも違いがあるということを再確認できました。
中古車買取販売店に売る場合
「中古車買取販売店」は店舗によって買取価格がかなり違ってきます。初めに、家の近くの大手中古車買取販売チェーン店で査定をしてもらったのですが「古い車だし、ディーゼル車は嫌がる人が多いから頑張って80万円ですね」と言われました。
ところが、隣街の同じ系列店で査定すると「人気のある車ですので150万円くらいが妥当ですかね」と言われました。同じ系列店なのに、担当者によってかなり価格差がありました。聞くと、査定方法は基本的に同じとのことでしたが……、一概にそうとは言えなさそうです。
次に、個人が経営している中古車買取販売店に行きました。何店舗か回って教えてもらったのは「四駆を専門店に取り扱っているお店に行ったほうがいい」ということでした。ランクルはマニアが好む車なので、四駆を専門店に取り扱っているお店だと、ランクル60を欲しがっているお客さんもすぐ見つかるとのことでした。その通りで、すぐに買い手が見つかり、査定額も後述しますが1番高かったです。
査定方法は人それぞれですが、ランクルは古くてもプレミアがつき需要が高まることが多いので、走行距離&年式だけでは価値を判断しにくいです。その点、四駆専門店だとその辺もしっかりと査定してくれるというわけです。
「ディーラー」ではなく「中古車販売店」を選んだ理由
私が「中古車販売店」を選んだ理由は、リセールバリュー(買取額)が良かったからです。というのも、私のランクル60は年式が平成元年で3代前のモデル。古い車ということで、ディーラーでは下取り価格が80万円くらいでした。ただ、ランクルマニアの間では人気が高い車なので「四駆を中心に取り扱う中古車販売店」に持っていくと200万円くらいで買い取ってもらえました。
ディーラーだと、決められたマニュアルに沿って採点し、下取り価格を提示するので「プレミアがついて、人気の高い車なのか?」までは計算してもらえないのです。
以上の理由により、私は「四駆を中心に取り扱う中古車販売店」を選びました。あくまでランクルの場合で、ほかの車種だと事情が違ってくるとは思いますが、こういう例もあると参考にしていただければ幸いです。
ということで、私の実体験を踏まえつつ、ランクルの下取り事情をディーラーに聞きに行ってきたレポートでした。この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように解説&辛口コメントもしているので、よろしければコチラもご覧ください。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第644回
自動車
打倒アルファードの大本命! 日産復活の狼煙、新型「エルグランド」が示す高級ミニバンの最適解 - 第643回
自動車
絶滅危惧種の4座オープン「メルセデスAMG CLE53」は実用性と怒涛の加速を両立! - 第642回
自動車
≒JOYも大絶賛の可愛さ! 見た目はレトロ、中身は最新EV「ID. Buzz」がミニバンの常識を変える - 第641回
自動車
「ランクル250&レクサスGX」徹底比較! ディーゼルの無骨さ vs V6ツインターボの洗練! - 第640回
自動車
国内EV市場の1/3を占める大ヒット作! 日産「サクラ」がマイナーチェンジで使い勝手を劇的向上 - 第639回
自動車
「日本でも売って!」マツダの海外専売SUV&EVを試乗して見えた、仕向地ごとの見事な味付け - 第638回
自動車
トヨタ「ヤリスHV」で熊本〜東京1200km走破! リッター33km超えの驚異的燃費と引き換えに失ったもの - 第637回
自動車
【働くクルマ】昔よく見た「宮型霊柩車」の知られざる架装費用と奥深い秘密を徹底解剖 - 第636回
自動車
後席も荷室も我慢しない! FIAT500の魂を受け継ぐ5ドアSUV「600(セイチェント)」がめちゃ優秀 - 第635回
自動車
カタログ値超えの実燃費! ゴルフ ヴァリアントで1000km走破に挑んでわかったディーゼルの強み










