新車を買った情報2021第80回

テントを買った情報2021

文●四本淑三 編集● ASCII

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なぜ人は軍幕へと向かうのか

 最初に世の中にはどんなテントがあるのか、お一人様用を中心に、ざっとさらってみました。

 設営の簡単さで言えば「ポップアップ」型が良さそうです。収納時は円盤状で、中空に放り投げると勝手に展開してテントの形になる。動画映えもする面白い仕組みですが、テントのスペックで一番大事なのはサイズです。

 たとえばコールマンの「クイックアップIGシェード+」は、ダークルームテクノロジーという光を通しにくい生地が使われており、日除けのシェルターによさそう。おまけに安価もお手軽でポチる寸前まで行きました。

 が、収納時の直径は59センチ。結構でかい。縦方向に狭いロードスターのトランクは、斜めに入れても57センチくらいが限界。ぎゅっと縮めて入ったとしても、他の荷物が入れにくい。ううむ。

 次に検討したのが「ドーム」型。小型軽量で、山登りやバイクや自転車のツーリングに人気のタイプです。フレームを組んで天幕を吊り、展開すると自立するため、設営後でもテントを持ち上げて移動できるから便利。さらにその上にフライシートを被せると、耐候性も言うことなし。

 これもコールマンの「ツーリングドームST+」を検討しました。やはりダークルームテクノロジーを使う日除け最適仕様で、ツーリングや一人用には十分以上の広さ。ですが展開時の高さが100センチ。私はENOの椅子も入れて休憩したいので、それには少し高さが足りなかった。惜しい。

 さらに検討するとポップアップ型やドーム型の生地はたいていポリエステル。キャンプ慣れした人なら問題なくても、粗忽者の私なら焚火で一瞬のうちに蜂の巣にしてしまいそう。そこで火の粉で穴の開きにくい「ポリコットン」「TC」素材を使ったソロ用に絞るわけですが、すると必然的に流行りの「軍幕」に行き着くのであります。

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