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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第121回

FF市販車最速の称号を持つメガーヌR.S.は街乗りでも痛快無比の走り

2021年06月12日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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運転支援も充実で安全に速く走れる

メガーヌR.S.のサイドビュー

メガーヌR.S.のリアビュー

 ライバルだったFK8型シビック TYPE Rに比べ大人しいエクステリアですが、それでもノーマルのメガーヌと比べて、大きく張り出したフェンダーや、リアデフューザーなど迫力は十分。ちなみに前期型と後期型で外観の差を見出すとするなら、シャークフィンアンテナ程度で、パッと見たところで違いはわかりません。

メガーヌR.S.の車内

メガーヌR.S.の車内

メガーヌR.S.のペダルレイアウト

リアシート

リアシート

リアにもUSBソケットを2つ用意する

7インチディスプレイで各種車両セッティングが可能

 インテリアも従来と比べると、大きな差を見出すことは難しく、ステアリングホイールがナッパレザー/アルカンターラに変更された程度。ちなみに7インチのディスプレイオーディオは、スマホと接続してナビとしても活用可能。USB端子は前席2個、後席2個の計4つ用意。スマホを車両で充電するのが当たり前の時代なので、これはうれしい限り。

 運転支援系に目を向けると、「アダプティブクルーズコントロール(EDCモデルはストップ&ゴー機能付)」「アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)歩行者検知機能付」「トラフィックサインレコグニション(交通標識認識)」といった先進運転支援システムが用意されています。今までのルノー車は、この辺が他社と比べて弱い印象があったのですが、最近発売されたルーテシアやキャプチャーは車線維持機能も搭載し、他社と遜色ないと思えるようになりました。

リアのラゲッジスペース

 収納面に目を向けると、さすがCセグメントハッチバックということもあり問題ナシ。最近は数を減らしつつある、ラゲッジトレイも用意され、バックドアガラス越しに荷物が他人に見られることもありません。それでは走ってみることにしましょう。

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