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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第51回

【今月の自作PCレシピ】最高峰のスペックで高精細なWQHDゲーミング環境を構築

2020年03月14日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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SSD×2+HDDのトリプルストレージを搭載

 30分を超える大規模レイド戦もあるファイナルファンタジーXIVを、WQHD解像度144fpsでプレイ録画していると、1回のプレイで録画データの容量は100GB近くになってしまい、早々に1TB SSDが埋まってしまったという渋谷さん。

 その実体験を元に、ストレージにはゲームデータなどを保管する容量1TBのメインストレージに加え、編集前の録画データなど向けに2.5インチ SSDの2TBモデル。さらに編集後のデータを保管しておく8TB HDDと、ストレージの容量残は当分気にしないでいいだろう構成になっている。

メインストレージはNVMe SSDのサムスン「970 EVO Plus 1TB」にしている

 メインストレージは、X570マザーボードに合わせてPCIe 4.0対応SSDも、おすすめとのこと。価格も手ごろなので、在庫次第ではあるが、最大リード5000MB/秒、ライト4400MB/秒のパフォーマンスを発揮するCFD販売「CSSD-M2B1TPG3VNF」に変更しよう。

3台のストレージを搭載し、メインストレージと録画データの保存先、保管用と分けている

SamsungのQLC NAND採用2.5インチSSDの「860 QVO」シリーズの容量2TBモデル

8TB HDDには、SeagateのNAS向けHDDの「IronWolf」シリーズを選択。振動センサーや専用ファームウェアなどで、高い耐久性を実現している

CFD販売のPCIe 4.0対応NVMe M.2 SSDの1TBモデル「CSSD-M2B1TPG3VNF」。週末に売り切れてしまうことも多々あるので、注意したい

ケースは高い冷却性と拡張性の
「MasterBox CM694」をチョイス

 PCケースには定番人気のひとつで、フロントとトップにメッシュパネルを採用することで、高いエアフローを実現しているほか、最大6台までの3.5インチHDDを搭載できるシャドウベイや、トップまたはフロント(ドライブベイと排他)に360mmまでのラジエーターを搭載できる高い拡張性を備えているCooler Master「MasterBox CM694」を選んでいる。

 また、電源ユニットは信頼性、安定性に定評のあるSeasonicの80PLUS GOLD認証取得モデルで10年間の長期交換保証が付属する「FOCUS PLUS」の850Wを選択している。

サイド強化ガラスパネルを採用した「MasterBox CM694 TG」。LEDイルミネーションによるPC内部の彩りも楽しめる

フロントとトップには通気性良好なメッシュパネルを採用。ハイエンドビデオカードを搭載したゲーミングPCも安心だ

フロント部のストレージケージは3ブロック構造で、取り外し可能になっている。また、最下段のケージは固定位置を後方にずらすこともできる

電源ユニットは高負荷の長時間動作にも不安のないSeasonic製だ。ファンはファンレスを含むモードと、ファンを止めないモードを切り替え可能なのも同製品の魅力だ

【取材協力】

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