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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第51回

【今月の自作PCレシピ】最高峰のスペックで高精細なWQHDゲーミング環境を構築

2020年03月14日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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RTX 2080 Tiで快適WQHDゲーミング

 WQHD解像度対応のゲーミング液晶ディスプレイーとともに、昨年ビデオカードをGeForce RTX 2080 Tiにアップグレードしたという渋谷さんと寺崎さん。大規模レイド戦で各種エフェクト有効だと、ミドル級「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」でも、WQHD解像度では60fps以上は確保できるが144fpsの維持は困難という。

定番人気のASUS「ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING」

 4K解像度ほどではないが、十分高負荷なWQHDゲーミングは、ゲームにもよるが60fpsプレイで、4万円台半ばから購入できるGeForce RTX 2070やRadeon RX 5700XTがボーダーラインといったところだ。

 ここでは、GeForce RTX 2080 Tiのなかでも高価な製品になるが、2.7スロット占有の3連ファン大型クーラーを採用するASUS製ビデオカード「ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING」を選択。高い冷却性能で、30分程度かかる大規模レイド戦もあるファイナルファンタジーXIVのパッチ5.1「白き誓約、黒き密約」も熱ダレなく安心してプレイできるという。

3連ファンを備える2.7スロット厚の大型GPUクーラーで長時間ゲーミングも安心だ

 渋谷さんは同じ3連ファンを備えるMSIの「GeForce RTX 2080 Ti GAMING X TRIO」を愛用しているが、ファイナルファンタジーXIVのプレイ中のGPU温度はシーンによっては80度を超えるそうだ。

動画編集も余裕の24スレッドCPU

 12コア/24スレッドCPUの「Ryzen 9 3900X」を組み合わせることで、ゲーミングから、最大4K、480fpsでのキャプチャーに対応する「Bandicam」でのプレイ録画、録画データの編集作業を不安なく行えるようにしている。

12コア/24スレッドのRyzen 9 3900Xを選択。CPUがパワー不足になることは、当分ないだろう

CPUクーラーには360mmラジエーターを採用するNZXTの最新簡易水冷ユニットの「KRAKEN X73(RL-KRX73-01)」を組み合わせている

 さらに、メモリーは「必要かと言われると不要ですが、ここまでハイスペックなマシンなら欲しいじゃないですか」ということで、3200MHz動作の32GB×2 64GBを搭載になっている。

ヒートスプレッダートップにLEDバーを備えるCorsair「VENGEANCE RGB PRO」のDDR4-3200 32GB×2枚セット品を選択

マザーボードはX570チップセット採用のASUS「ROG STRIX X570-E GAMING」を選択

メインストリームモデルだが、16フェーズの電源回路や、2.5GbE LAN、Wi-Fi 6などを搭載している

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