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新車を買った情報2019 第19回

マツダ ロードスターRFは意外と真っ直ぐ走れる

2019年06月15日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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日常的な速度域で感じるダウンフォース

 手放しでも矢のようにどこまでも、というわけには参りませんが、前輪、後輪ともに接地感が高く、どっしりと落ち着いておりまして、意外や意外、直進安定性は高い。これが高速道路を走って最初に感じた驚きでありました。

 同じロードスターでも、ソフトトップとは空力のバランスや足回りのセッティングが違うようでして、良い意味で軽いクルマを運転している実感がありません。くわえて背も低いですから、横風の影響も受けにくく、谷間を渡る高架も怖くありません。このクルマで高速を走っていて不安になる要素は、いまのところは前を走るトレーラーから飛んでくる石ころくらいでしょう。

(画像はイメージです)

 横風のついでに申し上げるんですが、速いペースで流れる対面通行の道路で、大型のトレーラーとすれ違う際、コンパクトカーや軽のハイトワゴンは横へ押される感じがして、つい身構えてしまうんですが、ロードスターRFは同じような状況でも、車体全体が下へ、わずかに沈み込むような感じがいたします。瞬間的に跳ね上がる走行風圧からダウンフォースを実感できるわけで、これも新鮮な驚きでありました。

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