“Kaby Lake”こと第7世代Coreプロセッサーの登場に合わせて、Intel 200シリーズチップセットを搭載したマザーボードが続々登場してきた。なかでも主力のIntel Z270チップセットを搭載したマザーボードは、各社ともバリエーション豊富で魅力的な製品がそろっている。
ここでは、ASRock/ASUS/GIGABYTE/MSI(アルファベット順)の4大マザーメーカーが発売するZ270マザーボードの特徴を紹介していこう。初回はASRockをとりあげる。
シリーズ展開を増強
新フラッグシップモデルも登場
ASRockの特徴は、ハイエンドからローエンド、スモールフォームファクターまでユーザーニーズに応える幅広いラインナップを展開する開発力、コストパフォーマンスの高さで定評があり、年々日本市場での存在を増している。
かつてニッチなニーズに応える個性的な製品をリリースしたことから、畏敬の念をこめて「変態」と呼ばれていたが、そのDNAを感じさせる大胆さ、個性も所々に垣間見える。
さて、同社のIntel 200シリーズラインナップは、フラッグシップとして新たに「Super Carrier」シリーズが登場。さらに高コスパの「Taichi」、ゲーミング向けの「Fatal1ty Gaming」、スタンダードの「Extreme」、そしてリーズナブルな「Pro」の5ブランドで展開される。
これまでに比べてブランドが多くなったが、従来、Extremeシリーズのハイエンドに位置していたモデルがより強い個性を備え、「Super Carrier」「Taichi」として独立したようなイメージでいいだろう。
なお、今回はオーバークロック向けの「OC Formula」シリーズのモデルは用意されていないが、次期ウルトラハイエンドプラットフォーム(X99の後継)に合わせて開発を進めているという。
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