プリンストンのデジギア道 第20回

進化したOAタップが出張族の新定番アイテムに!?

電源とUSBハブが一体化した 「Unitap」(PPS-UTAP)がスゴイ！

外出先で簡易のドッキングステーションに

　電源タップとUSBハブの機能が合体した画期的アイテム「Unitap」(PPS-UTAP)。一体化によって、デスク周りをスッキリさせることもできるし、またUSB給電のデジタルギアを多くお持ちの方なら、USB機器の充電可能な本製品は大いに有用なアイテムと言えるだろう。

　中でも、もっとも便利に使えそうなのが、USBポートの少ないタブレットとの併用だ。外出時などにマウスや折りたたみキーボードと一緒に持っていけば、簡易のドッキングステーションとしても使え、普段の自宅や仕事場と同等な作業環境を、外出先ですぐに整えることができそうだ。

　その反面で、4つのポートの間隔が若干狭めなので、USBメモリーの形状によっては、ほかのポートに干渉して若干使いにくいかもしれない点、またホストPCと繋げるUSBケーブルの長さがやや短めなところなど、今後のブラッシュアップに期待したいポイントも若干あった。

USBポート同士の間隔が狭めなので、幅のある形状のUSBメモリーだと若干挿しにくいかもしれない

　とはいえ、それらを上回る利便さを備えるのは、ここまで紹介してきた内容のとおり明らか。出張時のマストアイテムとして、今後広く定番化される可能性を秘めているアイテムなのでは、そう感じた次第だ。

「Unitap」（PPS-UTAP）の主な仕様
ACコンセント	［定格入力］AC100-125V、50/60Hz　［定格出力］AC100V/7A（合計700W）　［ポート数］2
USB給電	［ポートA］最大出力2.1A　［ポートB］最大出力1A　［合計ポート数］5
USBハブ	［ポート数］4　［ケーブルの長さ］25cm
電源コードの長さ	約180cm
サイズ	幅142×奥行き52×高さ33mm
重量	約280g
直販価格	3980円

スマホやタブレットなどを5台まとめて急速充電できる新モデルが登場!!

　「Unitap」シリーズの第2弾となる「Unitap」（PPS-UTAP2）が11月29日より発売。こんどのモデルでは、搭載している5つのUSBポートが、すべて急速充電に対応。スマホやタブレットなど、複数のデバイスをまとめてすばやく充電可能だ。加えて「マルチ保護」機能も備え、過電流や過電圧、過負荷といったの異常が発生した場合に自動的に電源が切れ、火災事故などを防ぐ。また、形状は幅98ミリ、奥行き60ミリ、高さ26ミリで、重量は約170グラムと、薄型軽量化を実現。より持ち歩きやすくなっている。価格は予想実勢価格で3980円。

■関連サイト

• 製品情報「Unitap」（PPS-UTAP）
• プリンストンテクノロジー