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プリンストンのデジギア道 第20回

進化したOAタップが出張族の新定番アイテムに!?

電源とUSBハブが一体化した 「Unitap」(PPS-UTAP)がスゴイ!

2013年11月27日 11時00分更新

文● 真島 颯一郎

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Android端末でも使えるUSBハブ機能

 「Unitap」(PPS-UTAP)の用途は、デジタルギアの充電だけではない。この製品は「USBハブ機能」も備えているのだ。

 使い方は「Unitap」(PPS-UTAP)本体から伸びているUSBケーブルを、手持ちのノートPCなどと接続するだけ。5つあるUSBポートのうち、急速充電用の2.1Aポートを除く4つのポートに、さまざまなUSB対応のデジタルギアが接続可能となる。実際にWindows OSを搭載したノートPC試してみたが、使用感は一般的なUSBハブとまったく同じ。特別な設定なども不要だ。

USBケーブルとノートPCを接続。ケーブルは30cmほどと若干短めだ

USBケーブルは本体底面に収納するスペースが設けられている

 また本製品には、本体から伸びるUSBケーブルの端子を変換するものとして、マイクロUSBホストケーブル(OTGケーブル)が付属している。これを利用すれば、マイクロUSBポートを備えたタブレットやスマートフォンもホストにして使うことができる。

付属のマイクロUSBホストケーブルでスマートフォンと接続。このケーブルももう少し長いほうが使いやすいかもしれない

 実際にAndroid OSを搭載したタブレットと「Unitap」(PPS-UTAP)をホストケーブルで接続し、そのうえでマウスをUSBハブに繋げると、タブレットの画面にマウスカーソルが現れ、マウスでの操作が可能になる。またUSBのキーボードを接続すると、これも使えた。同様のことをAndroid OS搭載のスマホでも試してみたが、当然ながら、こちらも問題なく使うことができた。

USBマウスを繋げた「Unitap」(PPS-UTAP)と、タブレットPCやスマートフォンを接続すると、普段は表示されないマウスカーソルが現れる

 また、USBメモリーなどに保存してあるデータを「Unitap」(PPS-UTAP)を使ってAndroid OSを搭載したタブレットなどから閲覧することもできる。ただし、Windows OSのマシンのように単純に繋げれば閲覧可能、というわけではなく、「ES ファイルエクスプローラー」などに代表される、ファイル閲覧アプリの導入が必要となる。

 ちなみに、Android端末をホストにできるなら、iOSを搭載した端末はどうか、というのも少し気になるところ。そこで、本体から伸びるケーブルにメス-メスのUSBアダプターを取り付け、そこにLightningケーブルを繋ぐという方法で、iPhone 5とiPad miniを接続してみたが、こちらは反応なし。充電はできるが、USBハブ機能は利用できないようだ。

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