このページの本文へ

西日本のデータセンターという選択肢 第1回

2012年1月に稼動を予定

福井県の支援で日本ユニシスが小浜市にデータセンター構築

2010年11月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 11月12日、日本ユニシスは、クラウドコンピューティングに最適化した郊外型データセンター「クラウドコンピューティング・データセンター」を福井県小浜市に構築すると発表。2012年1月に稼動を予定している。

日本ユニシス小浜データセンター完成予想図

 この「日本ユニシス 小浜データセンター」は、福井県および福井県小浜市による行政の産業振興施策などの支援を受け、小浜市に構築されるもの。同社では次世代クラウドコンピューティング・データセンター拠点として位置づけ、クラウドサービスを積極的に展開するとしている。

 また、クラウドコンピューティング・データセンターとして安定稼動の為に、小浜市周辺に原子力発電所を多数有する関西電力の変電所を経由し信頼性の高い安定した電力の供給を受けるという。CO2排出の少ない電気を低PUEの本施設を高効率で使用し、さらに太陽光発電の導入などによりCO2排出を大きく低減できるとしている。

 なお、施設を建設・所有し、維持運営管理するのは関西電力のグループ会社である関電エネルギーソリューションが担当する。

日本ユニシス 小浜データセンターの概要
敷地面積 約2万平方メートル
サーバー棟 鉄骨造 延床約1700平方メートル・平屋建(1棟)、最大5棟まで増築可能
床荷重1.5t/m2 免震床構造
事務棟 約1200平方メートル
供給電力 標準で2KVA/m2対応可能

■関連サイト

カテゴリートップへ

この連載の記事
  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード