Xeon 5500搭載サーバ&ワークステーション大集合 第8回
5年前の1Uサーバ230台を1シャーシに置き換え可能!
富士通、36基のXeon 5500を搭載可能なブレードサーバ
2009年05月13日 14時15分更新
富士通は5月12日、インテルの最新CPU「Xeon 5500番台」に対応するブレードサーバ「PRIMERGY BX900」を発表した。PRIMERGY BX900は、10Uサイズのシャーシに18枚のブレードを収容可能なブレードサーバで、最大構成時は36CPU(144コア)、1.29TBメモリ、ギガビットEthernet×216ポートとなる。出荷は7月末の予定。
シャーシの「PRIMERGY BX900 S1」は、ブレード18枚に加え、電源ユニット×6、コネクションブレード×8を収容できる。また、シャーシ内のバックボーンであるミッドプレーンに「10ギガビットシリアル伝送技術」を採用しており、6.4Tbpsの伝送能力を実現。同社によれば、これにより10GbEに続く高速Ethernet技術である40GbEへの対応も可能になるという。価格は68万円から。
コネクションブレードには、10GbEを内部に18ポート、外部に8ポート搭載する「PRIMERGY スイッチブレード(10Gbps 18/8)」などが用意される。
また、サーバブレードの「PRIMERGY BX920 S1」は、Xeon 5500番台を最大2基、メモリを最大72GB(8GB×9)搭載可能なブレード。標準でギガビットEthernet×4ポートを搭載するが、オプションでギガビットEthernet×8ポートか10GbE×4ポートを追加できる。
モデルについては、Xeon X5570/E5540/E5520/E5504/E5502対応タイプ、そして省電力版Xeon 5500番台であるL5506に対応するタイプを用意。それぞれ、
- Windows Server 2008 Standardバンドルタイプ(5CAL付き)
- Windows Server 2008 Enterpriseバンドルタイプ(25CAL付き)
- Linuxインストール代行サービスバンドルタイプ
- ディスクレスタイプ
などが提供される。価格は、1GBメモリと73GB HDD搭載のWindows Server 2008 Standardバンドルタイプで31万2000円から。1GBメモリ搭載のディスクレスタイプが20万2000円からなど。
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