9月1日、レノボジャパンはXeon 5500番台搭載サーバ「ThinkServer RD210」と「ThinkServer RD220」を発表した。2008年10月に発表したThinkServerの第一弾製品に続く製品で、中小規模企業向けのラックマウントサーバとなる。
ThinkServer RD210は、デュアルコアのXeon E5502(1.86GHz)もしくはクアッドコアのXeon E5504(2GHz)/E5506(2.13GHz)を最大2基搭載可能な1Uサーバ。最大メモリ容量は128GB(8GB×16)で、2.5インチのストレージベイとSAS/SATA(3.0GBsp)インターフェイスを6個ずつ搭載する。拡張スロットは、PCI Express x16が2スロットとなる。
価格は、Xeon E5502×1、1GBメモリ、HDDレスのモデルで20万4000円(税別)など。
ThinkServer RD220は、デュアルコアのXeon E5502(1.86GHz)もしくはクアッドコアのXeon E5506(2.13GHz)/E5520(2.26GHz)を最大2基搭載可能な2Uサーバ。最大メモリ容量は128GB(8GB×16)で、2.5インチのストレージベイとSAS/SATA(3.0GBsp)インターフェイスを8個ずつ搭載。最大HDD容量は3.6TBとなる。拡張スロットは、PCI Express x8を4スロット搭載する。
価格は、Xeon E5520×1、2GBメモリ、HDDレスのモデルで32万円(税別)など。
両製品とも、ネットワーク経由でサーバの操作が可能なシステム管理機能「IMM(Integrated Management Module)」を搭載する。これにより、時間と場所を選ばず、サーバーに障害が発生した場合や電源がオフの状態でも、ThinkServerにリモートでアクセスして管理することが可能という。また、一部モデルが搭載する「IMM Premium」を利用すると、IMMの機能に加え、KVM(Keyboard/Video/Mouse操作)、ローカルディスクのサーバへのアタッチ、 OS障害スクリーンのキャプチャなどの機能もリモートから利用できる。

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