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“今”と“これから”を総まとめする無線LAN特集

“今”と“これから”を総まとめする無線LAN特集

2005年08月17日 00時00分更新

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 前ページでは、パソコン関連製品のリアルタイムな状況についてお伝えしてきたが、本ページでは、今後の無線LAN技術および規格の展開、今後無線LAN機能搭載が進む機器といった“これから先に活発化する動き”についての記事をまとめてご紹介する。

高速化/広域化/小型化がさらに進展!?
進化する無線LAN規格/技術/デバイス

 現在のところ無線LAN規格は、IEEE 802.11a/b/gの3規格がスタンダードとして普及している。現在の3規格は、家庭内やオフィス内、フロア内といった範囲での使用を想定した比較的“狭域”なエリア向けの規格となっている(IEEE 802.11aは法律/免許上機器の使用が屋内に限定)。無線LANの今後の進化においては、これまでも着実に進んできた高速化に加え、より広い“地域”をカバーできるような広域化やインターネットの基幹インフラから家庭/端末までの“ラストワンマイル”の無線化といったあたりにも注目すべきだろう。

 また、規格の進化に比べれば地道なものにも見えるが、無線LANチップの小型化も、今後の無線LAN普及には欠かせない技術トレンドだ。チップの小型化と高性能化が進むことにより、無線LAN搭載機器の広がりに一層の加速が付いていくだろう。

ワイヤレスジャパン2005会場で公開されていたインテル(株)のWiMAX対応システムオンチップ製品『Intel PRO/Wireless 5116』を使った伝送実験
KDDI(株)は、ADSLやFTTHなどの固定網、携帯電話網、無線LANを相互連携させ、シームレスなサービスを提供するプラットフォーム“ウルトラ3G”構想を発表
非常に小型化が進んだアセロス・コミュニケーションズ(株)の無線LANプラットフォーム“ROCm”シリーズの第1世代チップ『AR6001X』。中央がSDIOのリファレンスデザインで、基板上の最も大きなチップがBGA版のパッケージ、右の小さなチップがCSP版のパッケージ



ゲーム機、携帯電話……
パソコン以外にも搭載が進む無線LAN

 ここまで、パソコンを中心として普及が進んだ無線LANだが、オンラインゲームのタイトル増加などでネットワーク機能の搭載が進む次世代家庭用ゲーム機でも搭載が進みそうだ。2005年末登場予定の米マイクロソフト社/マイクロソフト(株)『Xbox 360』ではIEEE 802.11a/b/g対応の無線LAN機能をオプションで用意、2006年春にも登場予定の(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント『プレイステーション 3』では、IEEE 802.11b/g対応の無線LAN機能が標準で搭載されるという。

巻き返しを狙うマイクロソフトの次世代ゲーム機『Xbox 360』。無線LANにはオプションで対応
『プレイステーション 3』は標準で無線LANに対応

 また、ゲーム機以上に無線LANとの融合が進みそうなのが携帯電話だ。現時点ではまだ搭載機種は多くないが、マルチメディア+PDA的進化を強める携帯電話では、3Gおよび今後の携帯電話通信インフラ網での無線通信に加え、既存の規格でかつ携帯電話通信網よりも高速な無線LANを取り込んでいくことで、機能やサービスのさらなる広がりが期待できる。

(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ“ビジネスFOMA”『M1000』。FOMA網でのパケット通信(iモードには対応せず)とIEEE 802.11bの無線LANに対応する、PDAライクな製品

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