(株)東芝は19日、パソコンから有線LANで遠隔操作や監視を行なえるようにする“PJLink”機能に対応したDLP方式データプロジェクター『TDP-TW300(J)』を5月20日に発売すると発表した。価格は62万7900円。併せて、輝度が2500ルーメンの『TDP-T98(J)』、着脱式書画カメラを搭載した『TDP-SC25(J)』を4月27日に発売する。価格は、『TDP-T98(J)』が36万5400円、『TDP-SC25』(J)はオープン。
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| 『TDP-TW300(J)』 |
『TDP-TW300(J)』は、(社)ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)が策定した“PJLink(Class1)”機能を採用することで、有線LAN経由でパソコンから遠隔操作や監視を行なえるようにしたのが特徴。“PJLink”機能に対応しているモデルであれば、ネットワークを利用して100台までのプロジェクターの同時操作や監視が行なえる。
輝度は3000ルーメンでコントラスト比は200:1。0.7インチDMDを搭載し、解像度はXGA(1024×768画素)に対応。フォーカス調整や台形歪み補正をボタンを押すと自動で行なうイージーセットアップ機能や、パソコンの画像をワイヤレスで転送するIEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能などを搭載するほか、独自の色補正回路“ナチュラルカラーエンハンサー(NCE:Natural Color Enhancer)”により輝度を低減させずに従来より自然な色味の再現が行なえるようになったという。PCカードスロットとUSBフラッシュメモリー対応のUSB端子を備えており、メモリーカードなどからJPEGデータを読み込んで投写することもできる。投写サイズは40～300インチで、投写距離は1.2～13.8m。光学ズームは1.5倍。
入力端子は、デジタル/アナログ(DVI-I)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン、5BNC)、Sビデオ(ミニDIN4ピン)、コンポジットビデオ(RCAピン)などを装備し、コントロール端子はRS-232C(ミニDIN8ピン)、10/100BASE-TX(RJ45)などを装備する。ビデオ信号形式はNTSC/PAL/SECAMに対応。4W＋4Wのステレオスピーカーを内蔵する。本体サイズは幅340×奥行き329×高さ115mm、重量は5.5kg。消費電力は400W。
なお、現行の『TDP-T250』には、PJLinkに対応させるための専用ソフトを5月から同梱するという。
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| 『TDP-T98(J)』 |
『TDP-T98(J)』は、輝度が2500ルーメンで、コントラスト比が2000:1のXGA対応DLPプロジェクター。0.7インチDMDを搭載する。ナチュラルカラーエンハンサーを搭載するほか、RGB入力端子やビデオ入力端子を2系統ずつ搭載するのが特徴。投写サイズは24～246インチで、投写距離は1.2～10.0m。入力端子は、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)×2、Sビデオ(ミニDIN4ピン)、コンポジットビデオ(RCAピン)を装備し、コントロール端子は、RS-232C(ミニDIN8ピン)、USBを装備する。スピーカーは1W(モノラル)。本体サイズは幅298×奥行き275.4×高さ101.4mm、重量は2.8kg。消費電力は300W。
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| 『TDP-SC25(J)』 |
『TDP-SC25(J)』は、輝度が1600ルーメンでコントラスト比は1000:1、解像度がSVGA(800×600画素)のDLP方式プロジェクター。1/4.2インチの有効63万画素ハニカムCCDを採用した着脱式の書画カメラを装備したのが特徴。0.55インチDMDを搭載する。投写サイズは30～300インチで、投写距離は1.15～10.00m。ナチュラルカラーエンハンサーを搭載する。入力端子は、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)×2、Sビデオ(ミニDIN4ピン)、コンポジットビデオ(RCAピン)を装備し、コントロール端子はRS-232C(ミニDIN8ピン)を装備する。ビデオ信号方式はNTSC/PAL/SECAMに対応。スピーカーは1W。本体サイズは幅369×奥行き259×高さ98mm、重量は3.9kg。
『TDP-SC25(J)』から書画カメラとナチュラルカラーエンハンサー機能を除いたモデル『TDP-S25(J)』と、『TDP-S25(J)』にIEEE 802.11b/g無線LAN機能とJPEGデータの読み込み用PCカードスロットを搭載したモデル『TDP-SW25(J)』もラインアップする。価格はオープン。
