ターボリナックス ジャパン(株)は、『Turbolinux 7 Workstation』を9月7日から発売開始する。今回のバージョンでは、インストールからサウンド設定、USB機器設定までを対象とした60日間無制限のサポートなどが特徴となっている。価格は1万5800円。主な仕様は以下のとおり。
- カーネル 2.4.5
- glibc 2.2.3
- gcc 2.95.3
- XFree86 4.1.0
- KDE 2.1
- GNOME 1.4
- Netscape Communicator 4.77
Turbolinux 7 Workstation |
主なバンドルソフトウェアは以下のとおり。
- ATOK X for Linux
- Sun Forte for Java,Community Edition
- Borland Kylix 1.0 Open Edition
- リコーTrueTypeフォント5書体
- RealPlayer 8 Basic
- Adobe Acrobat Reader 4.05
- Canon Bubble Jet Print Filter for Linux
- Photo Image Print System/GS Laser Printer Driver(EPSONプリンタ用ドライバ)
また、今回初めてFTP版にも商用フォント(リコーTLゴシック)をバンドルした。「リコーTrueTypeフォント」は、Windowsの日本語版にもOEM供給されており、「リコーTLゴシック」は「MSゴシック」に準ずるものになるという。そのため、Windowsユーザーでも、日本語表示に違和感を感じることなく使用できる。
『Turbolinux 7 Workstation』の動作環境は以下のとおり。
- CPU……Pentium以上
- HDD……2GB以上を推奨
- メモリ……64MB(128MB以上を推奨)
なお、ターボリナックスユーザーは、8月23日~9月6日までに予約すれば、9800円の特別優待価格で購入することができる(9月7日以降に購求する場合の既存ユーザー優待価格は1万800円)。
また、ターボリナックス ジャパン(株)では、9月7日から、Linuxサーバ向けの新しいサポート「Turbosupport MySelect」を提供する。ユーザーはWebサーバ、メールサーバといった、目的ごとに必要なメニューを組み合わせてサービスを受けることができる。具体的な内容は以下のとおり。
- Webサーバ(Apache)……5万5000円
- メールサーバ(Sendmail、imap、pop)……6万5000円
- DNSサーバ(bind)……6万5000円
- Sambaサーバ(Samba)……5万5000円
- NIS/NFSサーバ(ypserv、knfsd、nfs_utils)……5万5000円
- DHCPサーバ(dhcp)……5万5000円
- FTPサーバ(wu-ftpd、proftpd)……4万5000円
- Proxyサーバ(squid)……4万5000円
- NTPサーバ(xntp3)……4万5000円
このほかに基本料金(3万円)が必要。サービス期間は1年間単位で、件数無制限のサポートを受けることが可能になる。