ポータブルラジオをワイヤレススピーカーに
FMトランスミッター内蔵。周波数の設定もわかりやすく簡単だ
FMトランスミッターを搭載したことでFMラジオへ音声を飛ばせるようになったのはとてもありがたい改良だ。
クルマでのドライブ時にトランスミッターを用意する必要がないのはもちろんだが、手持ちのポータブルラジオでも、音楽を楽しめる。最近ではメモリータイプのデジタルオーディオプレーヤーでも、FM放送を受信可能なモデルが増えている。Bluetoothヘッドフォンをわざわざ買い足さなくても、こういった機器でパソコンの音を聞ける点は覚えておきたい。
標準バッテリーで約5.3時間稼働（大容量バッテリーなら約11.1時間稼働）とロングライフなのもうれしい。バックライトを最大輝度にして、ワンセグチューナーと無線LAN使用で2時間ほど持ち歩いていたのだが、バッテリーは60％以上残っていた。
ワンセグチューナーでもキレイにテレビを視聴できる。駅での電車待ちなど、ちょっとした時間に楽しめるのがウレシイ
大満足のモバイル、値段も安い
先代モデルで生まれたユーザーの様々な要望――キーボード配列やバッテリー稼働時間、HDD容量、タッチパネルの採用など――を実現するため、ボディの構造など基本的な部分から煮詰めなおした「LOOX U/B50N」。
それでいて、価格も12万円台からと低価格。15％の割引を受けられるモニタークーポンを利用すれば、10万円台半ばでこの高性能を手に入れることができる。
CFカードスロットを搭載。データ通信カードなど、活用の幅が広がる使用だ
低価格がウリのネットブックなどと比較しては失礼だが、価格は約1.5～2倍、重さは半分。そして使い勝手や快適さは、値段の差以上にある。
FOMAカードスロット内蔵モデルも用意されているが、b-mobile3Gなどの登場もあり、今後はSIMロックフリーのSIMスロットモデルを是非検討して欲しいものだ。
記事中の価格は2008年9月現在のものです。
