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サイズとマシンパワーのバランスが絶妙なWiMAXノート

コンパクト一眼と持ち歩きたい「LIFEBOOK SH760/BN」 (1/3)

2010年11月17日 17時00分更新

文● シバタススム

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 昨今では「ミラーレス一眼」など、デジタル一眼カメラのコンパクト化、および性能向上がめざましく、その魅力に惹かれて購入したという人も多いだろう。しかし、撮影した写真データを閲覧したり編集するPCは古いまま……なんてことはないだろうか?

 大抵の場合は「カメラを買ってから気づく」というパターンなのだが、例えば最新の有効画素数1800万画素のデジタル一眼レフカメラでは、最高画質で撮影するとJPEGデータで5184×3456ドットの画素数、容量は1枚で6MBにもなる。せっかく高画素で撮影しても、PCの性能が低ければ処理が重くて扱いにくい。実はカメラの高性能が逆にアダになってしまうことがあるのだ。

 さらに撮影した写真がちゃんと撮れているか確認したい、という場合も、一部のデジタル一眼の背面液晶では不十分な場合がある。写真の色味やピントがどこに合っているかなどを本気で確認したい場合はPCのディスプレイに表示させるのが最も確実である。

「LIFEBOOK SH760/BN」

「LIFEBOOK SH760/BN」

 ということで、カメラを買ったら次はPCも買い替えたい。そんな読者にお勧めなのが、富士通WEB MARTオリジナルモデルの「LIFEBOOK SH760/BN」だ。

 数あるノートPCのなかで本機がオススメな理由は以下の点だ。



1):標準でWiMAXを内蔵し、加工した写真をすぐにネット上にアップロードできる。

2):写真加工が楽にできるパワフルなCore i7やCore i5プロセッサーを選択できる。

3):バッテリーによる駆動時間が公称で約8.6時間とロングライフ。しかも、増設バッテリーで約11.8時間まで延ばせる。

4):最新のUSB 3.0や54まで対応するExpressCardスロットなど拡張性が高い。

5):本体重量が1.52kg(※)と持ち歩くことが可能なので、カメラと一緒に持って行ける。

6):今までのノートとは、一線を画すクールな塗装、角度によって色が変わる「マジョーラ」カラーが選択できる。


(※)スーパーマルチドライブ非装着時

 最近では超薄型のノートや高性能ノートが話題だが、写真データを扱うにあたってこれだけバランスの取れたノートは意外に少ない。写真を扱うなら性能が低くてはダメだし、大きすぎても携帯性が悪い。そのため、高性能かつモバイルできるバランスの良いノートが欲しいところ。

 その点において幅316×奥行き227×高さ24.7~32.3mmという本体サイズと、約1.52kg(光学ドライブ非搭載時)の重量、そしてCore i7やCore i5というCPUの選択が可能なLIFEBOOK SH760/BNはオススメと言える。


WiMAXでどこでもネット環境

LIFEBOOK SH760/BNにはWiMAXの接続ツールがプリインストールされており、WiMAXの圏内であれば自動的にネットワークを接続することができる

LIFEBOOK SH760/BNにはWiMAXの接続ツールがプリインストールされており、WiMAXの圏内であれば自動的にネットワークを接続することができる

 撮った写真を「Twitter」や「mixi」など、SNS系のサービスや、「Flickr」などの写真共有サービスにアップロードしたいというケースは多くなってきている。そんなときに便利なのがWiMAXだ。携帯電話会社の接続端末を使うのもいいが、LIFEBOOK SH760/BNはWiMAXの端末を内蔵しているため、店舗に行って端末を買わなくても契約するだけでスグにUQ WiMAXの公衆回線が使える。

 WiMAXの利点は「UQ Flat」の場合、月額で4480円の定額制であるため、どんなに使っても高額な請求をされることがない。これを利用してWiMAXが繋がるエリアであれば自動的にネットワークを接続するように設定すれば、面倒なダイアルアップ操作なしにサッとネットの情報を見たり、Twitterでつぶやくことができる。

 また、高速な回線速度もWiMAXの特徴だ。環境にもよるが、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsと上り/下り共に高速。他の携帯電話会社の回線スピードはもちろん、下手をすると基地局から離れて速度が出にくいADSLよりも速度が出る場合もある。

 実際に2MBのJPEGデータを「Twitpic」と呼ばれるTwitterの写真共有サービスにアップロードしたところ、1秒もかからずにまさに「一瞬」でアップロードすることができた。携帯電話などからアップロードすると1分程度は平気で待たされるが、WiMAXであれば、写真付きのつぶやきも楽にできる。



実はかなり柔軟なUQ WiMAXの料金体系

 WiMAXには3つの料金プランが用意されており、使用用途によって選択することができる。「UQ 1Day」は1日(24時間)600円で使える一時利用プラン。「UQ Step」は約1.1MBまでなら380円、約1.1MB以上は14MBまで段階的に課金されていき、どんなに使っても4980円。 それほどネットワークを使わない人ならこれがおススメ。

 「UQ Flat」はどんなに使っても4480円。LIFEBOOK SH760/BNのユーザーで写真をアップロードするのに使うならこのプランがオススメだ。3MBのデータを3枚ほどアップロードすれば14MBを超えるため、UQ Stepよりも500円安く使える。

 また、UQ WiMAXに契約すると「UQ Wi-Fi」という無線LANサービスを無料で使うことができる。UQ Wi-Fiは東海道新幹線N700系や成田エクスプレスの車内などで安定してネットワークを使える便利なサービスだ。

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