ノートパソコンをストレスなく使いたいなら14.1型以上のディスプレーが欲しいが、いつも持ち歩くノートとしては、いささか大きい。
そんなジレンマに悩む人たちに提案したい、ひとつの答えがある。オンラインショッピングサイト「富士通 WEB MART」限定モデルとして、メインマシンとしてもモバイルマシンとしても使えるノートパソコン「FMV-BIBLO MG/B80N」が登場したのだ。
コンパクトな筐体に大画面液晶を搭載
実際に製品に触れてまず驚くのは、広々とした液晶ディスプレーとその高精細な表示の美しさである。
通常、このサイズ(幅316×奥行き235×高さ34mm)のノートパソコンであれば13.3型ワイドディスプレーを採用するケースが多い。しかしFMV-BIBLO MG/B80Nは筐体の幅を最大限に使い、14.1型ワイドの液晶パネルを搭載した。ちなみに重量は約1.79kg(スーパーマルチドライブ装着時)である。
画面解像度は1280×800ドットで、液晶パネルは「LEDバックライト付高輝度・低反射TFTカラーLCD(スーパーファイン液晶)」と「LEDバックライト付TFTカラーLCD(ノングレア液晶)」の2種類から選択できる。
DVDの再生やデジタルカメラで撮影した画像を閲覧するケースが多いのであれば、鮮やかな表示が得られるスーパーファイン液晶、ビジネス文書の作成など長時間ディスプレーを見続ける用途であればノングレア液晶と、用途に合わせて選べるのは嬉しい。
VistaのAeroもサクサク動く! Chrome 430 ULPを搭載
モバイルノートパソコンではチップセット内蔵のグラフィックス機能を利用するケースも多いが、FMV-BIBLO MG/B80NはS3 Graphics社のGPU「Chrome 430 ULP」を搭載している。
やや珍しいチップなのだが、マイクロソフトの「DirectX 10.1」に対応しているほか、MPEG-2やMPEG-4(H.264)といった動画の再生をサポートするビデオ再生エンジン「Chromotion HD」を搭載。HD動画もスムーズに再生できるなど、高機能なグラフィックスチップセットとなっている。
Windows VistaのAeroに対応しているため、OS操作が快適であるのは言うまでもないが、動画を存分に楽しみたいといった場面でも威力を発揮してくれる。