Netbookはもはやノートパソコン市場、特にコンシューマ向けにおいては「主役」といっても差し支えない水準まで普及している。
ただ、Netbook市場は多様なメーカーがそれぞれ製品を投入しており、玉石混淆といった状況であることは否めない。消費者にとって安いことは歓迎したいところだが、安かろう悪かろうでは意味がない。
こうしたことを考慮すると、やはり信頼性のあるブランドの製品を買いたいと思うのは当然の心理だろう。
こうした状況の中、長年に渡り「FMV-BIBLO LOOX」シリーズとして、使い勝手のいいUMPCやモバイルノートを投入してきた富士通から、満を持して「富士通クオリティ」のNetbookが登場した。それが「FMV-BIBLO LOOX M/D10」である。
価格以上の魅力を備える「LOOX M」
FMV-BIBLO LOOX M/D10でまず目を引くのは、5万9800円という価格設定だろう。同社直販サイト「富士通 WEB MART」であれば、キャンペーンのクーポンにより、なんと4万9634円で購入できる(4月27日時点)。
しかも最大3%のポイント還元を受けられるとあって、割安に購入できるチャンスとなっている。
ただ、こうした価格だけでFMV-BIBLO LOOX M/D10を捉えると重要なポイントを見逃してしまう。それは単に安価であるだけでなく、使い勝手を高める工夫や安心して使える配慮が盛り込まれていることだ。