モバイル環境での利用がメインとなるノートパソコンを選ぶ際、考慮したいのは「持ち運びやすさ」と「屋外での使いやすさ」、そして「バッテリー稼働時間」の3つの要素がバランスよく実現されているかどうかだ。
モバイルパソコンとしてこの3つの要素をある意味超越した「ウルトラモバイルPC」が、富士通の「FMV-BIBLO LOOX U/C50N」である。
カバンに気軽に入れて持ち運べる携帯性、カバンなどからサッと取り出して即座に使うことを前提としたタブレットコンパチブルの本体、そして最長約10時間のバッテリー稼働が可能とまさに3拍子揃ったマシンだ。
携帯性の高さと使い勝手の良さを両立
多くの人がFMV-BIBLO LOOX U/C50Nを最初に見て驚くのは、極限まで絞り込まれたコンパクトなボディだろう。本体サイズはわずか幅171×奥行き135×高さ26.5~33mm(内蔵バッテリパック装着時)で、6穴のシステム手帳よりも小さいサイズだ。重量も約565gと軽く、持ち運びが苦にならない。
また、コンパクトな本体のおかげでカバンなどからすぐに取り出して使える。そもそもフットプリントが小さいため、ちょっとしたスペースに本体を置いて使える上、両手で持って立ったまま使うことができる。
さらに、タッチパネル式の5.6型ワイド液晶ディスプレーを搭載。液晶ディスプレーをクルリと回転させれば、タブレットスタイルでも利用できる。液晶ディスプレー上部に専用のスタイラスが収納されており、これを使って直感的な操作が可能だ。
姿勢や用途によっては、両手で支えるスタイルでは使いづらいケースもある。そうした場合にタブレットスタイルを選べるメリットは極めて大きい。