6万円台から買えるリビングノート「LIFEBOOK AH520/AN」
LIFEBOOKでわかった! 真のリビングノート7ヵ条 (1/3)
2010年07月28日 17時00分更新
富士通のPCと言えば、デスクトップPCの「FMV-DESKPOWER」、そしてノートPCの「FMV-BIBLO」ブランドが定着していたが、この夏モデルからそれぞれ「ESPRIMO」と「LIFEBOOK」というグローバルブランドに切り換えられることになった。
その第1弾は「ESPRIMO FH550/3AM」など注目モデルが多いが(関連記事1、関連記事2)、今回ASCII.jp編集部でオススメしたいのは、同社直販サイト「富士通 WEB MART」オリジナルモデルである「LIFEBOOK AH520/AN」だ。
LIFEBOOK AHシリーズは従来の「FMV-BIBLO NF」シリーズの後継機種で、売れ筋のA4スタンダードノートである。
オススメする理由は、家族全員で使えるリビングノートとしての必要な条件を満たしながら、富士通 WEB MARTでの最小構成価格が6万7076円(キャンペーン適用時・2010年7月28日現在)と極めて高いコストパフォーマンスを実現しているから。
これは家庭内で使う「リビングノート」を購入する際、一体何が「リアルに」求められるのだろうかを真剣に考えた結果である。本稿では、真のリビングノートに求められるポイントを「7ヵ条」としてまとめている。それにLIFEBOOK AH520/ANがどのように対応しているのかを紹介していこう。
第1条 打ちやすいキーボードを備えていること
まず重視したいのがキーボードの打ちやすさだ。とりあえず文字が打てれば問題ないからと軽視されることが多いキーボードだが、思い通りに気持ちよく入力できるものと、打鍵感が今ひとつだったり、あるいはキー配列が変則的で正しく入力したつもりでも打ち間違ってしまうキーボードでは、使い勝手に大きな差が生じてしまう。
特にリビングノートとして家族全員で使うのであれば、ユーザーを選ばずに快適に使えるキーボードを備えていることは極めて重要だ。
こうした観点からLIFEBOOK AH520/ANをチェックしてみると、約18.4mmのキーピッチを確保した余裕のある配列のキーボードを備え、さらにキーストロークも約3mmと十分な深さがあり、しっかりとタイピングすることができる。何より打鍵感がしっかりしており、打ち心地がいいのである。この打ち心地を得られるノートはなかなかお目にかかれない。
もう1つポイントとして挙げたいのは、ノートPCでありながらテンキーを装備していること。いくらタッチタイプに自信があっても、数字を連続して入力するといった場面ではやはりテンキーの方が入力しやすい。
第2条 動画が綺麗でHDMI出力が簡単!
ブロードバンド環境の整備が進んだこともあり、動画共有サイトや動画配信サービスなどに膨大な数の映像コンテンツがアップロードされるようになった。こうしたコンテンツを、家族みんなで気軽に楽しめるかどうかも、リビングPCを選択する上では重要なポイントになる。
ただ、インターネット上にアップロードされている映像は、まだまだSD解像度しかないものも多い。また、映像コンテンツのメディアとして主流のDVD-Videoに関しても、解像度は720×480ドットと低い。そこで現在注目を集めているのが、こうした低解像度の動画の解像感を高める技術だ。
LIFEBOOK AH520/ANでは、解像感を高める技術として「くっきり機能」が搭載されている。そのまま再生するとぼやけたように見えてしまうインターネット上の低解像度の動画、あるいはDVD-Videoの映像をクッキリとシャープに表示できる。
そして、そんな映像をもっと大きな画面で楽しみたい、あるいは大人数で楽しさを共有したいといったときに便利なのが、LIFEBOOK AH520/ANの背面に用意されているHDMI端子だ。これを介して液晶テレビと接続すれば、インターネット上の動画やDVD-Videoの映像を大画面で再生可能だ。
さらに嬉しいのは、液晶テレビに接続する際の設定を行なう「テレビ出力ユーティリティ」がプリインストールされていること。通常Windowsの「グラフィックプロパティ」などで設定を行なう必要があるが、慣れていないユーザーにとっては難易度が高い。
しかし、このユーティリティなら分かりやすく内容が説明されているため、PCに不慣れなユーザーでも気軽に利用できる。こうしたきめ細やかさは、富士通のノートPCを選択する大きな利点だろう。