「Windows 7」が10月22日にいよいよ発売となる。これを機に、Windows 7がプリインストールされたパソコンに買い換えようと考えている――逆に言うと、それまでパソコンを買うのを控えている人が多いのではないだろうか。
だがしかし、実はWindows 7が登場してからパソコンを買い換えるよりも、いまパソコンを買ってアップグレードした方がお買い得だったりするのだ!
安くなった夏モデルが狙い目
Windows 7搭載パソコンを発売直後に買おうとすると、当然新製品ということで大幅な値下がりは期待できない。一方で現在市販されているパソコンの多くは、発売から一定の時間が経っていることもあり、スペックから考えると値頃感が強い。つまりいまパソコンを購入し、Windows 7が発売された後にOSだけをアップグレードした方がお得というわけだ。
「FMV-BIBLO NF/D50N」価格 | |
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発売時(4月23日) | 現在(8月26日時点) |
11万2300円 | 10万3300円(クーポン適用で8万4706円) |
インテル® CoreTM 2 Duo プロセッサー P8700(2.53GHz)、2GBメモリー、160GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ |
実際、富士通のオンラインショッピングサイトである「富士通 WEB MART」では、人気の高いパソコンが割安な価格で販売されている。たとえば店頭で一番売れているノートパソコン(BCNが集計した2009年7月のパソコン売れ筋ランキングにおいて)である「FMV-BIBLO NF/D50」の「富士通 WEB MARTモデル「FMV-BIBLO NF/D50N」(DVDスーパーマルチドライブ選択)は、発売直後よりも現在は約1万円安く購入できる(2009年8月26日現在)。今が買い時だということが実感できる価格だ。
パソコンのスペックはCPUがポイント
逆に、マシンを買い換えずにOSだけをアップグレードしようと考えているユーザーも少なくないだろう。そこで当然チェックしたいのが、Windows 7を快適に動かせるスペックかどうかである。
Windows 7自体のシステム要件において、必要なCPUスペックとして1GHz以上のクロック周波数を持つものが求められている。確かに数年前のパソコンでも1GHz以上のCPUが搭載されているケースは多いが、ただWindows 7を快適に利用したいと考えるのであれば、当然「インテル® CoreTM 2 Duo プロセッサー」以上のパソコンを購入条件としたい。
「インテル® CoreTM 2 Duo プロセッサー」は最速CPUというわけではないが、現在最もポピュラーなCPUであり、その安定性には定評がある。「インテル® CoreTM 2 Duo プロセッサー」搭載マシンは処理性能に対して価格的にも値ごろであり、Windows 7を動かすにあたってパワーとコストパフォーマンスのバランスがうまく取れたCPUと言える。
富士通 WEB MARTでは、この「インテル® CoreTM 2 Duo プロセッサー」を搭載したパソコンを豊富にラインナップしている。もちろんお買い得感のある価格設定となっており、Windows 7が快適に動作するパソコンを安価に入手できるわけだ。