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日本の宇宙開発最前線

「きぼう」の一部を載せたスペースシャトル・ディスカバリー号発射

日本実験棟「きぼう」中心部取り付け中

2008年06月03日 18時32分更新

文● 丸子 かおり

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発射
米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられるスペースシャトル・ディスカバリー号。「きぼう」のパーツが搭載されている(提供:NASA)

 日本時間6月1日早朝6時2分、星出彰彦宇宙飛行士らと日本実験棟「きぼう」の一部を搭載したスペースシャトル・ディスカバリー号が米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。打ち上げのシーンをテレビや新聞で見た方も多いだろう。

 そして日本時間の3日午前3時03分に、ディスカバリー号が国際宇宙ステーションに到着し、無事ドッキング完了。ディスカバリー号のクルーがステーションに入室した。

スペースシャトル
国際宇宙ステーションにドッキングを無事済ませたディスカバリー号(提供:NASA)

 今回、ディスカバリー号で打ち上げられた「きぼう」とはご存知、国際宇宙ステーション(以下、ISS)の日本実験棟。ISSはアメリカ、ロシア、日本、カナダ、そして欧州宇宙機関(ESA)が建設に加わっているが、その中で日本のJAXAが保有するモジュールが「きぼう」である。

 ただし、今回の打ち上げできぼうのすべてが宇宙に送られたわけではない。「きぼう」は今回の飛行を含め、3回に分けてISSに送り込まれ、組み立てられる予定だ。なお、もうすでに3月には第1回の組み立て作業が土井隆雄宇宙飛行士中心に行なわれている。

 このとき組み立てられたのは船内保管室。その名の通り保管庫となる箇所で1気圧が保たれ、保管用・実験用のラックが搭載された部位だ。そして今回、ディスカバリー号に搭載された部位は、「きぼう」のコアとも言える部分だった!

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