先日、日本実験棟「きぼう」の船内実験室を積んだディスカバリー号がISS(国際宇宙ステーション)に到着したことをお伝えしたが、日本時間の5日に船内実験室の取り付けが完了した。
取り付け後、船内実験室に入る前、実験室のコントロールなどを行なうふたつのシステムのうちの「B系システム」の起動が行なわれ、筑波宇宙センターのきぼう運用管制室と船内実験室内にあるきぼう制御装置との通信に成功。
続いて、星出宇宙飛行士とナイバーグ宇宙飛行士は船内実験室の空気を採取し、汚染がないかどうかチェックした。
その後、船内実験室を制御するもうひとつの「A系システム」の起動も完了。これで、残すところは船外での実験用ユニットのみとなった。
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