広々とした3列目シートと
割り切ったインフォテインメント
大きな手動スライドドアをガラガラっと開き、2列目シートを前に倒して3列目へ。この空間が実に広々。さらに言えばシートのクッションがとても良く、「これホントに3列目?」と驚くほど。USBはないのですが、12Vのアクセサリーソケットがあり、これならスマホの充電ができそうです。
さらに驚いたのが3列目が前後に動くという点。いやはや、いたれり尽くせりです。
続いて2列目へ。ベンチシートですが、これが3分割で取り外し可能です。ですので、真ん中を取り外せばウォークスルーが可能です。床面もフラットですので、これまた使い勝手がよろしいわけです。
シートは快適ですし、テーブルも用意されているのですが、紙コップ系ジュースを置くタイプのテーブルでして……。ドアにドリンクホルダーの類はないものの、ポケット部分にペットボトルは入りそう。そしてUSBは、最近のクルマとしては珍しいType-A。
運転席周りは、基本的に5人乗り仕様と同様といったところ。質実剛健といった印象で、華美な装飾はありません。このあたりは実にルノーらしいといったところ。
メーターパネルはLCD。一方、クルーズコントロールは前走車追従機能はありますが、ハンドル支援はありません。車線監視機能はついています。
インフォテインメントは必要最低限といったところ。車両には最初からスマホホルダーが設けられ、ナビはスマホでどうぞ、といった割り切りっぷりです。USBはType-Aで画面下側に配置され、ケーブルの長さによってはちょっとシフトレバーに引っ掛かる時があったりするかも。Androidは有線接続ですが、iOSはワイヤレスで使えます。
ワイヤレス充電対応のスマホトレイはシフトレバーの下側(ほとんど床)にあります。なので、このクルマを買った人はiPhoneを使い、運転中はワイヤレスCarPlay状態にして、トレイで充電しながら運転をする、という使い方になるのかなと思います。天井にはブランケットを置くのに便利な小物入れがありました
ロングホイールベースが生む疲れ知らずの走り!
視界良好で長距離ドライブも快適
いざ走り始めると、ちょっと硬さを残したアルデンテの味わい。ルノーらしく運転の楽しさを伝えてくる点も好印象。なによりシートがとてもよく、ホイールベースの長さと相まって、高速道路では疲れ知らず。エンジンパワーが限られているので、合流などではガッツリ踏む必要はありますが、法定速度に乗ってしまえば気になるところはありません。
感心するのは視界の広さで、特に左側のミラー回りに、死角を減らそうという意思を感じます。ドアミラーも大きく見やすくて好感。みんなで楽しくのおでかけをキチンとサポートします。
ルームミラーのほか、車内を見るミラーも用意されているので、後席に乗車した方々の様子もバッチリ確認できます。総じて友達やファミリーと長距離移動したくなる、そんな印象を受けました。
さて、文頭でひとり身の筆者にとって……と書きましたが、椅子の置き場所さえ何とかなるなら、このクルマは仕事のアシとして、とても欲しいと思った次第。人は乗る、荷物は載る、燃費だって、14km/L(WLTCモード)は出ますし、何より運転が楽しい!
日本車のような便利機能は少ないですが、日本車にはない魅力があるのも事実。色々な使い方ができるグランカングー、実に使えるクルマな予感がします!
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