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ソニーサーモテクノロジー「REON POCKET PRO Plus」

毎年7月に売り切れるやつ!ソニーの「着るクーラー」が冷却2割増しで最長15時間も冷えるとか神機すぎ

2026年06月28日 17時00分更新

文● 南田/三宅/ASCII 編集●ASCII

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ソニーサーモテクノロジー「REON POCKET PRO Plus」

REON POCKET PRO Plusを購入する3つのメリット

 特徴的な見た目の「REON POCKET PRO Plus」は、首元にバンドで固定して衣服の下に本体を入れて利用します。ちなみに冷やすだけでなく、寒い季節には温めも可能。暑い夏に注目度がアップするサーモデバイスですが、実は1年中活用できる便利なガジェットです。

ポイント(1):「PRO」で「Plus」は伊達じゃない!史上最強の冷却性能

 シリーズ最強の冷却性能を誇るフラグシップモデル「REON POCKET PRO Plus」は、「PRO」かつ「Plus」という名前に一切負けていません。前モデル比で冷却性能が最大約20%向上し、冷却面の温度はさらに最大2℃低下しています。

本体には専用ネックバンドとエアフローパーツ(ショート)、エアフローパーツ(アジャスタブル)、充電ケーブルが付属。センシングキットには周辺の温度や湿度を計測する「REON POCKET TAG」が付属します

着用している衣服や利用環境に合わせて、エアフローパーツを入れ替えましょう

 起動すると、あっという間に首元から背中にかけて冷たさを感じます。「冷たっ!」という氷のような冷たさではないですが、明確に「冷たい」と感じるレベル。これは実際に装着して体験すると絶対に驚くはず!

装着中のイメージ。冷感がずっと継続する冷却ジェルシートのような感覚です(接触部はステンレスで固いですが)

室温35℃環境、安静状態で10分経過後の体表面温度。画像左の「REON POCKET PRO Plus」では19.7℃に!

 この冷感は表現としては微妙ですが、市販の冷却ジェルシートのような冷感が「ずっと継続する」イメージです。ジェルシートのように冷感が抜ける感覚がないため、ずーっと冷たい感触に違和感を覚えるほど。しかも、その冷たさは想像以上です。

 冷感を満喫しながら気付いたのは、ネックバンドが非常に調整しやすいこと。前モデル比で保持力が約40%向上しており安定感は抜群です。首の角度や太さに合わせて調整すると、首元にピタッと本体がフィットして動きません。動き回っていると本体がずれたり、ややバンドの調整自体も難しかった旧モデルユーザーが、買い替えても後悔しない進化ポイントです!

ネックバンドは太めですが、柔らかいので非常に調整しやすく、動き回っても本体がずれません

見た目以上に柔らかく、先端のバンドサポーターもソフトな肌触りで、装着中に違和感はありませんでした

YouTubeでソニーサーモテクノロジー「REON POCKET PRO Plus」のレビュー動画を見る

ポイント(2):新アルゴリズム&SMART COOLで15時間冷たさキープ

 「REON POCKET PRO Plus」のもうひとつの強みが、新アルゴリズムを採用した「SMART COOLモード」。本体搭載の複数センサーを活用し、環境や行動、事前にスマホアプリで設定した自分の好みに合わせて冷却レベルを自動調整してくれます。これが本当に優秀です。

 これに加えてバッテリー消費の最適化で得られたのが、最長15時間駆動という圧倒的なスタミナ性能。通勤や外回りなど、朝に家を出てから帰宅するまで使えます。使用環境にもよりますが、ほぼ丸1日使えるのは非常に大きいです!

「SMART COOLモード」による冷却レベルの自動調整が本当に優秀。使用環境にもよりますが、最長15時間駆動のスタミナ性能を実現

バッテリー消費の最適化により、通勤や外回りなどでほぼ1日中使えます

 搭載する大型放熱ファンは三相モーター流体軸受構造で、回転数を低減することで高い静音性を実現。静かな会議室など場所を問わず利用できます。

大型放熱ファンの駆動音も小さく、オフィスの会議室でも使えます

 本体は防滴・防塵仕様で、充電用USB端子にもカバーを搭載。本体の動作状態は継続的にモニタリングされ、異常な温度上昇を検出した際は即座にユーザーに通知。さらに、充電中の異常発熱が生じた際はシャットダウンする保護機能も搭載。安心感の高さもうれしいポイントです。

防滴・防塵仕様に加えて動作状態を継続的にモニタリング。充電中の異常発熱時は自動でシャットダウンされます

ポイント(3):「DUALサーモモジュール」と3本柱の放熱システムが凄い

 冷感を持続させる秘密は、冷却部が交互に駆動する「DUALサーモモジュール」にあります。さらに専用設計で薄型・高効率な放熱部品「ベイパーチャンバー」、大風量でも静かな「放熱ファン」、精密加工された「放熱フィン」という3本柱の冷却システムを搭載。これらが連携して内部の熱を効率よく排出することで冷却パフォーマンスを維持します。

背面上下に配置されたサーモモジュールが交互に駆動することで、効率的に冷感を持続

ベイパーチャンバー、放熱ファン、放熱フィンによる内部冷却システムを搭載。効率的に熱を外部に排出します

本体下側に吸気口を搭載

上側には排熱口を配置。内部の放熱フィンが確認できますね

 COOLレベルは5段階で調整できます。酷暑の屋外作業時など「もっと冷たく」というシーンでは、最強のCOOLレベル5設定にすると冷却システムがフル稼働。駆動時間は最大約5.5時間となりますが、ピンポイントでのフル稼働は夏場の作業に効果的です。

左側面には充電端子と「SMART」ボタン、レベル切り替えの+/-ボタンと状態表示LEDを搭載

右側面にはSTART/STOP(電源)ボタンとモード表示LED、MODEボタンを搭載

購入時に確認したい2つのポイント

ポイント(1):初期投資はかかるが、両手が空く利便性はプライスレス

 TAG周辺の温度や湿度を計測し、本体制御をさらにスマート化する「REON POCKET TAG」が付属するセンシングキットの直販価格は2万9700円で、本体のみの価格は2万7500円。これに加えて本体を収納する専用ケース(3300円)も合わせると、初期投資はそこそこかかります。

TAG周辺の温度や湿度を計測し、本体制御をさらにスマート化する「REON POCKET TAG」はセンシングキットに付属。TAGはカバンなどに取り付けます

 とはいえ、ハンディファンのように手が塞がらない圧倒的な利便性と、冷やすだけでなく温めも可能なため、1年中活用できるウェアラブルデバイスだと考えると、自分は決して高くないと思います。

ポイント(2):首筋の感覚と、背中の膨らみは割り切りが必要

 「REON POCKET PRO Plus」は首筋に直接サーモモジュールの金属(ステンレス:SUS316L)が触れるため、感覚が過敏な人は最初少し違和感を感じるかもしれません。そして、薄型とはいえ夏場の薄着だと背の膨らみが目立ちます。

ステンレス製のサーモモジュールが直接肌に接触するため、その感触が気になる人もいるかもしれません。また、背中の膨らみは少し目立ちます

 しかし、「汗だくで不快な思いをするより、涼しい顔をしている者が勝者」と考えれば、人目なんて完全にノーダメージですよね!

 なお、「REON POCKET」シリーズは日常での外出や通勤、軽めの運動(例:ウォーキングやゴルフ)などでの使用を想定したデバイスで、熱中症対策デバイスではない点にご注意ください。メーカーも「気温35℃以上、または炎天下での長時間の使用」「激しい発汗を伴う作業や運動(ランニングなど)」での使用を控えるよう案内しています。

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