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新清士の「メタバース・プレゼンス」 第157回

AIだけでゲームは作れるのか? Codexに6本作らせて見えた実力と限界

2026年05月18日 07時00分更新

文● 新清士

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2D格ゲームはそれっぽい画像つきに

 次に2D格闘ゲームを作成してみることにします。指示したプロンプトは単純なものです。

<プロンプト>

2D格闘ゲームを作って。移動以外に攻撃は3つのキー(強攻撃・中攻撃・弱攻撃)を操り、CPUとバトルができるというもの。登場するのは女性キャラクターが2体。スプライトアニメーションも作成して、移動に合わせて適切に動作するように。

 5分あまりの作業時間の後に、Codexが作ってきた最初のバージョンは以下のものです。

 ゲームとしては伝統的な格闘ゲームですが、攻撃に合わせて手が伸びたりするとか、妙な動きをします。そのうえ、全体的に地味な画像です。

Codexが作ってきた「MoonlitDuel」の最初のバージョン

 そこで、次に「GPT Image 2.0を使って、グラフィックスをもっと豪華にして。特にキャラクターをスプライトで、様々なポーズをちゃんと描いて」と指示しました。すると、2体分のキャラクターのスプライトアニメーションを作成し、背景も作成してきました。

 SEも欲しくなったので効果音を追加し、BGMは音楽AIサービス「Suno」で作成した曲を取り込んで、ゲームに合わせて音楽を鳴らすように指示しました。

Codexが作成したキャラクターと背景

 作成にかかったのは、1時間程度です。もちろん、ゲームとしては、当たり判定が甘かったり、技も単純だったりと、長時間のプレイに耐えられる水準に達しているとは、とても言えません。10分も遊べば、さらに遊ぼうという気にはなれないと思います。

 しかし、2D格闘ゲームを開発するうえでの土台はできていると言えるでしょう。様々な要素を追加していけば、ゲームとしてもっと深く発展させられると予想できます。

「Moonlit Duel」のゲーム画面

△「Moonlit Duel」のゲームプレイ動画

「Moonlit Duel」プレイアブルバージョン
https://moonlit-duel.vercel.app/

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