もはや黒子? 存在を忘れるほど滑らかなディーゼル
C220dという型番の通り、搭載するエンジンは2L 直列4気筒 ディーゼルターボ+ISG(インテグレーテッドスタータージェネレーター)によるマイルドハイブリッド。エンジンの最高出力は200PS、最大トルクは44.9kgf・m。モーターの最高出力は20PS、最大トルクは21.2kgf・mとのことで、走り始めはモーター、そこからディーゼルに変わるようで、メルセデスのディーゼルは元々滑らかなのですが、アイドリングストップからの振動は皆無なうえにレスポンスも上々。
メーターパネルの回転計と外に出て音を聞かない限り、ディーゼルエンジンだと見抜ける人はいないでしょう。
セダンではなくSUVを選ぶ理由のひとつに、リアのラゲッジスペース(トランク)の狭さを挙げる人がいるとか。確かに荷室はSUVより開口部が狭いものの、思いのほか奥行きがあり、普通に使う分には十分な収納力でしす。
またSUVと違ってバックドア付近に段差がありますが、それほど高くはありません。後席をラゲッジ側から倒せるのは◎ですが、フルフラットにはならず、荷物を滑らせて運転席側までもっていくことは難しいようです。個人的には12Vアクセサリーソケットが用意されていないのが残念でした。
意外と広い居住性と、進化したインターフェース
後席は高級感があり、また足元も広い印象です。エアコンの送風口も用意されていますが、温度調整機能はなく、またUSBポートもないのは残念なところ。
ステアリングホイールはリモコンボタンがいっぱい。F1マシンのようにスイッチが多く、最初はかなり戸惑うかも。ですが使いこなしていくと、かなり便利。メーターパネルの表示も右手親指の動きで簡単に変えられます。USBはType-Cを2系統用意します。
スマホと車両はワイヤレスで接続可能。ワイヤレス接続でAndroid Autoが利用できる車種はいまだに少ないのですが、ココに対応してくるあたり、さすがメルセデスです。
メルセデスに触れて感心するのは遮音性の高さ。その理由のひとつが、ぶ厚いゴムパッキンです。これにより密閉度を高めているのでしょう。ちなみに、ドアにはパターンプロジェクターが仕込まれており、地面にスリーポインテッドスターが映し出されます。
【まとめ】「GLCよりコッチ!」と言い切れる極上の乗り心地
Cクラスの良さは、日本にピッタリのサイズ感。拙宅近くの狭いワリには、最近大幅値上げした駐車場でもスンナリ枠に収まります。近年のメルセデスは大きいモデルが多いだけに、このサイズはうれしい限り。バック時、モニターに鳥瞰画面が出ますので車庫入れもラクラクです。
走り始めて感じるのは乗り心地の良さ。SUVのGLCとはまったく異なるもので、GLCの方が遥かにスポーティー。あまりの乗り心地の良さに「これはEクラスでは?」と勘違いするほど。このサイズのセダンで、Cクラスを超えるモデルは思い浮かびません! しかも静かなことに驚き。コンパクトセダンのお手本と言われるだけはある、納得のデキです。
乗る前まで「メルセデスのGLC、めちゃくちゃ良かったなぁ」だったのですが、Cクラスセダンに乗ってから「買うなら絶対コッチ!」と思った次第。メルセデスのSUVを考えていらっしゃる方は、ぜひ一度、乗り比べてみてはいかがでしょうか?
そして、選ぶならLuxuryグレード。確かに高いですがオプションを色々積むなら、最初からこちらを選択した方が少しオトクなようです。
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