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私→WRC第36回

梅本まどか、新城ラリーでまさかのアクシデントもチーム力で3位表彰台に

文●梅本まどか(@maronchan_1) 編集●ASCII

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今年の初ラリーは愛知県・新城から

 ASCII.jp読者のみなさん、お久しぶりです! ウェルパンモータースポーツのコドライバー梅本まどかです。今年もこちらで参戦レポートを担当する事になりましたので、最後までお付き合いよろしくお願いします!

 だいぶ遅くなってしまったのですが、2023年3月に愛知県で行なわれた「JAF全日本ラリー選手権第2戦新城ラリー2023」に参戦させていただきました。ウェルパインモータースポーツはこの新城ラリーが2023年の初ラリーとなります。車両は昨年全日本ラリーで使用し、東京オートサロンでも展示していた四駆ターボのGRヤリス。今年から規則が変わったのでJN2というクラスでの参戦になりました。

 チーム体制はラリージャパンから大きく変わりませんが、今年からRQにAiさんが加入。昨年までRQを務めてくれた桐嶋しずくちゃんとは系統は違いますが、かっこいい雰囲気のAiさんはラリー好きということですぐにチームに溶け込んでいました♪ なお、しずくちゃんは昨年をもってRQを引退しました。

新レースクイーンのAiさんです

 メカニックもスタッフも昨年のラリージャパンから変わらないし、今まで一緒に乗り越えてきたものがあるという心強さや安心感が、この新城ラリーではとても大きく感じました。

ドライバーは変わらず村田康介選手です

 今回は久しぶりの有観客開催で、レッキ後のセレモニアルスタートがサービスパーク(新城総合公園)から約7km離れたHQ(新城文化会館)で行なわれたため、サービスパークにいる時間があまりなかったり、なかなかメカニックさんとコミュニケーションをとれる時間もありませんでした。

 そんな中しっかり伝えることをお互いに伝え、お互いの仕事をする! この信頼関係やコミュニケーションの取り方は、ラリージャパンを乗り換えた仲間だからかな、と感じたのです。言葉数は少なくともサービスパークを出るときには、しっかり目を見て一言かけて送り出してくれるメカニックさんや、いつも雰囲気よく「おかえり」と迎えてくれるチームのみなさんがいるからこそいいリラックスができている気がしました。

サービス中の様子

 ピンチの時も「絶対にみんなのところまでは戻らなくちゃ!」と顔が浮かび、すごく励まされた場面もありました。振り返ると、やっぱりラリーはチーム競技なんだな、と改めて感じます。

ラリージャパンとの違いは走行距離
それでも余裕がなかったLeg1

 またラリージャパンを終えてから初めてのラリーだったため「あれ? こんなに短かったっけ?」と思う場面も多かったです。

ゼッケンは16でした

 競技距離も一番長くて雁峰北の10.69km。ラリージャパンの長いSSの半分しかありません。日曜日のLeg2は、一番最後のSSがキャンセルとなったため、合計SS距離はたったの17.68km。20kmもないのでラリージャパンの長いSS1本分にも満たないのです!

 この感覚はとても不思議で、体力的にはとても余裕を持って挑めたラリーでした。TGRラリーチャレンジから全日本ラリー、そしてWRCラリージャパンへとステップアップしていく過程で、SS距離に応じて体力も向上したみたいです。

 体力的に余裕はありましたが、ラリーの内容にはまったく余裕はなく、ホントにギリギリ。Leg1のスタートTCゼロからタイヤチェックが混んでいたため、コ・ドライバー(私)が車両から降りてスタート。そこからSS1はとても近く、バタバタしたままスタート位置につき、スタート直後にいきなり左リアをぶつけてしまうという、もうなんとも言えないラリースタートでした。

 リヤがぶつかったあとに反動で左フロントも少し当たってしまいましたが、パンクしたのは左リヤの1本のみ。0.6kmと短いSSだったので、無事フィニッシュできて、その後すぐにタイヤ交換です。左フロントのホイールが歪みましたが、1本しかないスペアタイヤはリヤに使ってしまいましたし、ギリギリ持ちそうだったのでそのまま慎重にLeg1午前のセクションを走りきりました。

割れたホイールたち

 アライメントがこんなにも狂ってしまったマシンに乗ったのは初めてで「これはちょっと怖い」と思えるくらい車体から違和感がありました。なんとかお昼のサービスに戻ることができ、タイヤ交換してもらって再出発したのですが、Leg1午後のセクションを走りきったときに左側のホイールを見るとまた前後とも歪んでいました。

私もホイールを運びます

 規則で決められたタイヤの使用本数は上限10本で、日曜日は雨予報だったため、少なくなったホイール本数のなか、ドライタイヤとウェットタイヤの変更などでチームにはとても負担をかけてしまいました。

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