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CESで注目した北欧のオシャレ電動バイク、オランダの量子コンピュータなどハードウェア8種

FutuRocket美谷広海氏の「CES 2023」レポート――「CES 2023」注目のハードウェア

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ウェアラブルデバイス「NOWATCH」

高級感のある石材が使われているアナログな雰囲気のスマートデバイス

 オランダのこちらのウェアラブルデバイスは、時計の文字盤が化粧石だけとなっている。日本では、「ストーンウォッチ」という名称の、スマートウォッチ風だが何も表示されないアクセサリーがカプセルトイで販売されているが、こちらにはしっかりとセンサーが内蔵されている。呼吸数、心拍数、動きなどを計測し、睡眠時間やストレス度の確認がアプリから行える。

薄さわずか2mmのカード型ボイスレコーダー

名刺サイズという言葉がピッタリのボイスレコーダー

「SLIMCA」は2mmという非常に薄いカード型のボイスレコーダー。連続4時間動作し、168時間分の音声を本体に録音できる。充電はマグネット着脱式のUSBケーブルで行い、音声ファイルはWiFiまたはBluetooth経由でスマホのアプリへと転送できる。

電動バイクのバッテリーを信号機に再利用、All Good Energy

今年のCESではサステナビリティがキーワードのひとつだったが、自社のバッテリーを社会インフラとして再活用している

 台湾ではシェア用を含め非常に多くの電動スクーターが走っている。All Good Energyは、そんな電動スクーター用のバッテリーを製造している会社だ。

 バッテリーは使用回数に応じてだんだんと劣化していく。スクーターの場合、バッテリーの最大容量が70%ほどになったところで交換されるという。この劣化したバッテリーは最大航続距離も7割以下となってしまうため、それ以上スクーター用として使用するには適さない。そうした劣化したバッテリーを信号機用の非常電源として再活用している。停電や災害時に、他の電子機器用の電源としても利用できる。

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