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FutuRocketのAIカメラ「ManaCam」、累計設置台数が120台に

 FutuRocket株式会社は2023年4月13日、Plug and Play Shibuya powered by 東急不動産(東京都渋谷区)、大同火災海上保険株式会社本店(沖縄県那覇市)、Lagoon Koza(沖縄県沖縄市)にAIカメラ「ManaCam」を設置し、累計台数が120台に達したことを発表した。

「ManaCam」は小規模事業者や新興国でも手軽に導入できる100ドル前後の価格帯のAIカメラ。専門業者に設置、配線工事を依頼しなくも個人で設置できるよう、USB端子と電球ソケットから給電できるようになっている。

 特徴としては、エッジコンピューティングによって利用者や滞在者の人数情報のみをクラウドに送信し個人情報を一切保持しないため、プライバシーへの配慮を考慮する必要が少ないこと。また、軽量なデータの送信のみを行うため、ネットワークへの負荷やコストが低く、守秘性を高く保つ必要のあるオフィスにおいても導入しやすいという。企業におけるイノベーション、DXへの取り組みを推進しやすいとしている。

 FutuRocketは、琉球銀行、沖縄タイムス、沖縄セルラー、沖縄電力、日本トランスオーシャン航空、大同火災、JTB 沖縄、琉球放送の8社による「Okinawa Startup Program」に採択されており、このプログラムを通して、大同火災海上保険株式会社の本店にオフィスの利用状況を計測するため、「ManaCam」を設置した。

 また、東京都渋谷区にあるインキュベーション施設「Plug and Play Shibuya powered by 東急不動産」に9台の「ManaCam」を設置。そのうち8台は同施設1階のコワーキングスペース全体の利用状況を計測するために設置し、1台はソフトバンク株式会社が取り扱う「201°(にひゃくいちど)」にて展開される半個室型の集中ブース「COOM」の利用状況を計測するために設置した。

 また、沖縄県沖縄市のインキュベーション施設「Lagoon Koza」にもManaCamを設置。累計提供数は120台に達した。

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