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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第308回

ユーザーの声を受けて大幅改良されたダイハツ「ムーヴ キャンバス」を長期レビュー

2023年02月23日 12時00分更新

文● 矢田部明子 写真●吉野健一 編集●ASCII

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ダイハツ ムーヴ キャンバス

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、およそ6年ぶりのフルモデルチェンジを受けて登場した、ダイハツ「ムーヴ キャンバス」についてレポートします。1日1台は街中で見かけることがあるというくらい、乗っている人が多いムーヴ キャンバス。どこがどう変わったのか? 使い勝手はどうなのか? 包み隠さずお伝えしていきます。購入をご検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください!

ダイハツ「ムーヴ キャンバス」はこんな車

 1代目のコロンとした丸いフォルムなど、女性受けする可愛らしさを受け継ぎつつ、すっきりと洗練されたデザインの「ストライプス」。上質で落ち着いた雰囲気のする「セオリー」が新たに登場しました。初代が登場したのが2016年と7年前だったため、今どきの軽自動車に付いている最新機能が装備されていなかったのですが、今回のフルモデルチェンジで機能面でもかなりパワーアップしています。ということで、試乗した感想をあけすけなくお伝えしていきましょう!

ダイハツ ムーヴ キャンバス(ストライプスG 2WD)の
主なスペック
サイズ 全長3395×全幅1475×全高1655mm
ホイールベース 2460mm
車重 880kg
エンジン 658cc 水冷直列3気筒
最高出力 38PS(52kW)/6900rpm
最大トルク 60N・m(6.1kgf・m)/3600rpm
価格 167万2000円~(税込)

 それでは、細かくチェックしていきましょ~!

ムーヴ キャンバスのオススメポイント その1
可愛らしさにスタイリッシュさが加わった

 1代目の可愛らしさを受け継ぎつつ、少しだけスタイリッシュさを取り入れたデザインとなっています。それでは、大きく変わったと思うところ&お気に入りポイントをご紹介していきます!

 まずは、フロントデザインです。丸が基調のデザインであることに変わりないのですが、メッキグリルの丸エンブレムが「CANBUS」のロゴエンブレムに変更されています。個人的に、あの丸エンブレムが大好きだったので、個人的には少しショックでした……。

フォグランプ部分も、丸いライト周りをメッキグリルで囲っていましたが、四角いメッキグリルの中に丸いライトがあるというデザインに変わっています

続きまして、サイドです。アクセントで入っているメッキ&ワーゲンバスを思わせる出で立ちがGood

擦りやすい部分にサイドモールが付いているので、ガリッといってしまってもココを替えればOK! これはうれしいです!

最後にリアです。ライトの色合い&ロゴの場所が変わったのと、全体的に少し四角いフォルムになっていました

 カラーバリエーションも豊富で、ピンクだと女の子っぽい雰囲気になりますが、レイクブルーメタリックだと、大人っぽくて男性にも似合う色味となっています。どれにしようか迷うのも、楽しいですよね♪

 今回お借りしたのはストライプスというグレードですが、セオリーというグレードも◎。ストライプスと比べると、男らしい雰囲気が漂います。こちらも要チェックです♪

ムーヴ キャンバスのオススメポイント その2
自動で解錠できるスライドドア

 鍵を持ってクルマに近づくだけでパワースライドドアが自動で解錠し、オープンするという「ウェルカムオープン」機能が最高なんです。上の画像にある「時計」ボタンを長押しするだけでOK。両手が荷物で塞がっているときは、かなり助かる機能でした。

 ほかには、パワースライドドアが閉まりきる前に、鍵に付いているロックボタンを押すと「閉まりきるのを待つ→ロックをかける」という手順を踏まなくても、自動ロックをすることが可能です。パワースライドドアは挟み込みを防ぐためにゆっくり閉まるようになっているので、スライドドアが閉まるまでロックをかけるのを待たなくてよいというのはうれしいポイントです。

 鍵に「オープン&クローズ」ボタンも付いているので、長押しするとスライドドアの操作が可能です。鍵を携帯していれば、運転席ドアハンドルに触れただけで開閉することができます。

ドアノブをガチャっと引く&ドアノブの下部分に付いている黒いボタンを押すと自動で開閉してくれます

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