リアゲートは観音開きを採用
想像以上に荷物が載る!
後席は見た目以上に広く、さすが身長が高い人が多いドイツの設計といったところ。伝え聞く話によるとBMW Motorradの設計基準のひとつに180cmの男性が快適であること、があるとか。これはおそらくクルマにも当てはまりそうで、実際大男の筆者が乗っても後席は快適。案外Cセグメントでも狭いクルマは多いのです。USB Type-C端子を2個用意するあたりもイマドキ。
観音開きの荷室は360リッターとBセグSUVを凌ぐ容量。後席をたためば、なんと1250リットルというから恐れ入ります。観音開きは思ったよりも便利であり、不便でもありという感じ。というのも、大型バックドアを駐車場で開けようとすると、ポールや壁にぶつけたりしがちですが、観音開きドアではそのようなケースはほぼ皆無で使い勝手がイイ。一方、今回私用により長さ80cm超、重さ80kg近いフライトケースに入った荷物を積載したのですが、男性4名で車内に入れようとした際に、横のドアが思ったよりは開かず邪魔に。上は上で扉が開かない場合があり、横は横で荷物の積み込み時に厄介になりと、なかなか難しいものがあると思った次第。ちなみにバンパー下で足を動かせば開くことはできますが、閉める時は手動。しかも左側から閉めなければなりません。
【まとめ】見た目はカワイイが走りは硬派で骨太
あちらこちらに散りばめられたユニオンジャックや丸を基調としたデザインゆえ、軟派なクルマなのだろうと思った私。ですが少し動かした瞬間、それが大間違いであることに気づきました。ステアリングは重く、地に足がついた安定感。ズッシリとした乗り味は、一言で言えば硬派で骨太。さすがBMWが作るクルマ、というか、まさにBMWのフィーリングそのもの、といっても過言ではないほど。実にオトナのクルマです。
DCTは実にスムースでギクシャク感は皆無。SPORTモードに切り替えてシフトを固定すると、キビキビとした走りが楽しめます。その走りは俊足のスポーツワゴンそのもので、これまた見た目とのギャップに戸惑うこと間違いナシ。
高速道路の巡航で便利なアダプティブ・クルーズコントロールを備えており、こちらの完成度はさすがBMW。ストップ&ゴー付きなので、渋滞時でもバッチリ使うことができます。衝突低減ブレーキなどの機能も用意。普段使いで不満は皆無です。
ポップなエクステリアに上質な室内、そして安心感を覚える走り。今まで「この丸い形はオッサンには……」と食わず嫌いだったことを激しく後悔しました。触れれば触れるほど、MINIやるじゃないか! という気持ちになってきます。その中でクラブマンは普段使いにピッタリで、高い満足度が得られる1台といえそう。MINIという選択肢、いいかもしれません。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第638回
自動車
トヨタ「ヤリスHV」で熊本〜東京1200km走破! リッター33km超えの驚異的燃費と引き換えに失ったもの -
第637回
自動車
【働くクルマ】昔よく見た「宮型霊柩車」の知られざる架装費用と奥深い秘密を徹底解剖 -
第636回
自動車
後席も荷室も我慢しない! FIAT500の魂を受け継ぐ5ドアSUV「600(セイチェント)」がめちゃ優秀 -
第635回
自動車
カタログ値超えの実燃費! ゴルフ ヴァリアントで1000km走破に挑んでわかったディーゼルの強み -
第634回
自動車
2060万円払って「不便」を買う!? ポルシェ「911 カレラT」が世界一ぜいたくな理由 -
第633回
自動車
新車の値上げに疲れたらコレ! 予算30万円台で買える三菱「トッポ」がコスパ最強すぎる件 -
第632回
自動車
家族車=ミニバンはもう古い? あえてミニバンではなく「3列SUV」を選ぶ3つの理由 -
第631回
自動車
予算100万円で3列シートが手に入る! ホンダ「ストリーム」は中古車市場の隠れたコスパ最強ミニバン -
第630回
自動車
超低燃費のディーゼルか、静粛性とAC電源のPHEVか。マツダ「CX-60」で1200km走って見えた選び方の正解 -
第629回
自動車
快眠必至! ニアジョイも驚いたメルセデスVクラスが最高峰の「極上おもてなし空間」と言える3つの理由 -
第628回
自動車
「こ、こいつ…動くぞ!」限定300台の「シャア専用オーリスII」の作り込みがオタク心をえぐりすぎる件 - この連載の一覧へ































