歴代ロードスターに触れるこの企画も3回目。つまり、今回紹介するのはNC型ロードスターです。NA型、NB型とは大きく異なるこのモデルを早速振り返ってみましょう。
そして今回も色々教えてもらうのは、マツダR&Dセンター横浜で広報車の受付を担当している杉山さん。「NC型は2005年から2015年の10年間に販売したモデルです。NA型、NB型は5ナンバーですが、NC型は車幅がNB型と比べて4cm広くなったため、3ナンバー車になりました」。確かに見比べると幅広になっているような、なっていないような。ちなみに全長は変わりないようです(2008年のマイナーチェンジで4020mmに変更)。
「結構見た目が違いますね。なんか口を大きく開けたみたい。それにタイヤの横がぽっこり出ていますね」とオーバーフェンダーを指摘する美環さん。「このモデルは2003年から2012年まで販売された、RX-8のプラットフォームをベースとして開発されたモデルです」なのだとか。
NB型と異なり、直線基調のボディーラインにグラマラスなオーバーフェンダーが特徴のNC型。ホイールベースもNB型の2265mmから2330mmへと伸長しています。それではボンネットを開けてエンジンを拝見しましょう。
「エンジンは排気量1998ccの直4DOHC自然吸気です。排気量アップにともない、最高出力170馬力、最大トルク19.3kgf・mへとパワーアップしています」とのこと。さらに電子制御スロットルを採用するなど、時代に合わせた変更がなされたそうです。「ですが、配置はNA型、NB型と同様、縦置きなんですよ」と笑顔の杉山さん。よく「大きくなって……という話を聞きますが、ロードスターが大切にしている“人とクルマとの一体感”は、しっかりと守られていますよ」とのこと。そして「実はボンネットも今までとは異なるんですよ。万が一の事故の際にボンネット後端を持ち上げて、歩行者の頭部への衝撃を緩和するアクティブボンネットを初めて採用したんです」。
NC型ロードスターの収納をチェックする美環さん。「かなり荷物が入りそうです! 機内持ち込みサイズのキャリーバッグが2個、ラクに入りそうですね」と満足気。実用性においても問題はなさそうです。
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