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ヤマハの電動アシストロードバイク「YPJ-TC」で運動不足を解消できるか体当たり検証!

2020年12月23日 11時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

提供: ヤマハ発動機

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実際の通勤を想定して
10kmの道のりを走る!

スタート地点は池袋西口公園

 それでは実際に走ってみましょう。今回は池袋西口公園から、早稲田や後楽園を経由し東京駅の丸の内口まで約10kmのコースを走行することにしました。信号待ちも含めれば1時間弱の距離になりますし、都内の様々な風景をみることができるので、エクササイズにも気分転換にもピッタリです。東京近郊から都内に自転車通勤すると想定した場合、だいたい10kmくらいになるでしょうか。


路側帯に書かれた自転車優先のマーク

 道路交通法によると、歩道のある道路では自転車は車道を通行しなければなりません。近年は車道に自転車優先、もしくは自転車専用の路側帯ができましたので、この部分を走行しながら進みます。ちなみに歩道を走って良いのは、「自転車通行可」の標識がある場所に限られています。

YPJ-TCで走行する筆者

 池袋から早稲田へ向かうには、目白の学習院大学近くの「学習院下駅」を通過し、戸塚警察署を目指すのが近道。「コンパクトマルチファンクションメーター」の表示をケイデンスに変更し、冒頭で書いた最も有酸素運動が効率的な90回転/分を意識しながら走行します。ですが、慣れない人には90回転/分は結構大変なもの。とはいえ、アシストモーターが作動しますから、軽い力でスイスイっと達成します。これはイイ!

激坂にも挑戦! アシストの実力はいかに!?

坂のふもとから見た「のぞき坂」

のぞき坂を登坂する筆者

 その道中、豊島区立高南小学校の西側にある都内屈指の急坂(最大斜度23パーセント)「のぞき坂」に立ち寄り、坂道における電動アシストの力を試すことにしました。のぞき坂は、昨年ヒットした某アニメ映画をはじめ、数多くの作品に登場することから「聖地」としても知られています。気軽な気持ちで立ち寄ったのですが、実際に訪れると想像以上の勾配。早速前後ギアを最もロー側にセットし、座ったまま登坂開始。すると拍子抜けするほど軽い力で登るではありませんか! そして下り坂も油圧式ディスクブレーキなので、軽い力でスピードがコントロールできます。もちろん制動力もバッチリ。安心して下ることができました。

東京ドームの前を走る筆者

 そのまま早稲田から後楽園へ進むと、平坦な道のりでスピードが上がってきます。YPJ-TCは24km/hまでは電動アシストにより軽く進みます。ですが、それ以上になるとアシストが外れるのでちょっと力が必要に。自分の場合、約30km/hで巡行できましたし、制限速度のない道では最高速度も40km/h近くまで出すことができました。ですがYPJ-TCは、時速20km/h前後の巡行が快適であると感じました。また都心部は交差点が多く、ストップ&ゴーを頻繁に繰り返します。ですが、アシストの力で発進も実にスムース。これはとてもイイ!

ゴールの東京駅に到着!
消費カロリーは547kCal

東京駅に到着した筆者

下り坂では約40km/hの速度に到達

消費カロリーは547kCal

 こうして約1時間ほどで東京駅の丸の内口に到着。テレワークで引きこもりの身としては、久々の運動で気分転換になりました。気になる消費カロリーですが、後日色々と走ってみたところ、約80kmの走行で約550kCal程度とのこと。ちなみに筋肉痛などにはなりませんでした。

サイクリング後、丸の内のイルミネーションを観る筆者

 運動不足解消としてのサイクリングをしたいけれど、普通に走るのはキツイ、坂道もツライ……という人にYPJ-TCはピッタリ。また今回は油圧ディスクブレーキ仕様に乗りましたが、リムブレーキ仕様のYPJ-ECなら、もう少しお求めやすい価格になります。年明けからの新しい生活習慣として、電動アシスト自転車、いかがでしょう?

新年からYPJ-TCでサイクリングをしてみてはいかが?

PR:ヤマハ発動機

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