■アイドリングストップ不要論のおさらい
こんなイヤーな思いをして節約できるガソリンの量は、1秒にコンマ数ミリリットルほど。エンジン始動に必要なガソリンの量はアイドリング5秒分と言われておりますから、右折で2、3秒止まって再始動なんてのは、かえって環境によろしくありません。
もとよりアイドリングストップの省燃費効果は、電力消費や補機類の消耗と引き換えです。エンジンが止まると、その間はバッテリーからの持ち出しのみ。そこへ持ってきて再始動のたびにセルモーターが電力を要求しますから、高価で重い大容量バッテリーが必要になる。車両価格も高くなれば、オルタネーターやベルト類の負荷も増して将来の維持コストも増大。あまり良いことがありません。
環境にうるさいトヨタは、ハイブリッドを除く新型ヤリスで、ついにアイドリングストップ機構を廃止しました。素の状態で十分以上に燃費がいいので、コスト増につながる余計なものはいらんということでしょう。こういうメーカーが企業別平均燃費、CAFE規制でも優位に立っているのだからかないません。
渋滞の多い環境なら有用であっても、信号の少ない北海道の郊外ではデメリットしかない。なのに全国一律、切っても切ってもエンジンをかけるたびによみがえるゾンビのような仕組みが付いてくる。これにはもう我慢がならん!
という怒りにまかせてアイドリングストップキャンセラーを買ってみたわけです。
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