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新車を買った情報2020 第50回

マツダ ロードスターRFのアイドリングストップをやめさせる「フタ」

2020年05月02日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■繰り返される「ヒヤリハット」

 マツダのアイドリングストップ機構は「i-stop」と呼ばれておりまして、手動変速機付きロードスターの場合は、ギアをニュートラルに戻し、クラッチを切り、車速がゼロになるとエンスト。そこからクラッチペダルを踏むと再始動という仕組みです。

 エコにうるさい環境相風に言えば、エンストによるメリットはエンジンが止まること。エンジンが止まると、とても静かになることです。特に天井を開けていると鳥のさえずりや、川のせせらぎまで聞こえてくる。そんな束の間の癒しが不要なら、クラッチペダルを踏んだままでいればエンストもしませんが、それは左足が辛い。辛さが募るほど、この仕組みが理不尽に思えて泣きそうになります。

 そこでi-stopをオフにするスイッチが、ステアリングコラム右斜め下にありまして、エンジン始動のついでに長押ししておけば、勝手なエンストを防げる。私は始動のたびにこれを押しているつもりでありました。

 ところがコンビニに寄る、道の駅で休憩する、そうした気のゆるみで忘れてしまうのでしょう。右折で先行車との間合いを取るためブレーキを踏んだ途端、エンジンがパタリと死んで「ハッ!」とするわけであります。

 そしてあわててクラッチを踏み、1速に入れ、アクセルを踏んで加速しようとするも、エンジン始動直後は応答が遅く、思ったように進まず「ヒヤリ」とする。「ヒヤリ・ハットを減らそう」と警察の皆さんも言っておりますので、これは減らしていきたい。

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