このページの本文へ

私をドリフトに連れてって!

バイク女子・美環がドリフト世界大会でTOYO TIRESと日本勢を全力応援!

2019年12月21日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 撮影●栗原祥光 モデル●美環(@puritendon

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ベスト16のトーナメントで波乱が!

 こうして行なわれた16名の選手による追走トーナメント。そのベスト16戦で波乱が起こります。まず小橋選手のマシンが、後追い走行中に駆動系が壊れてしまいリタイア。さらに横井選手がアンダーステアを出してしまい大きく減点して敗退。

ベスト16戦のチャールズ選手(前)と小橋選手(後)。小橋選手がドリフトできていないことに注目

ベスト16戦で敗退した横井選手(左)

 そして川畑選手は、マシンが本調子ではなくコースアウトしてしまい姿を消してしまいました。

夕暮れの中走行する川畑選手

 結果としてベスト16を勝ち残った日本人選手は、松井選手と藤野選手の2名だけ。両選手はベスト8戦も順当に勝ち上がり、準決勝へコマを進めます。藤野選手の相手は、フォーミュラ・ドリフト・ジャパンの4タイムスチャンピオンであるアンドリュー・グレイ選手。1本め後追いの藤野選手は、1コーナーでものすごい寄せを見せます。2本目は先行する藤野選手が引き離して見事勝利。

ベスト4戦での藤野選手(手前)とアンドリュー選手(写真奥)

 松井選手とゴーチャ選手の闘いは、1回の勝負では決着が着かず再戦に。ですが松井選手の善戦もむなしく、ゴーチャ選手の勝利。

ベスト4戦の松井選手とゴーチャ選手の闘いは熾烈を極めた

 陽が傾く中で争われた藤野選手とゴーチャ選手による決勝戦。そのスタート前、ゴーチャ選手はマシンに違和感を覚えたようで、緊急マシンチェック。不安要素を残したまま、闘いの火蓋が切って落とされました。ゴーチャ選手先行の1本目、スタート直後のメインストレート上で藤野選手がマシンを止めてしまいます。

決勝直後、先行するゴーチャ選手に対して、藤野選手(奥)のマシンが突然ストップ!

 あまりのことに、誰もがその光景に目を疑います。場内実況もあまりのことに混乱。美環さんも「何っすか? フライングスタートとかっすか?」と困惑の様子です。ですが、藤野選手のマシンは駆動系が壊れて自走することができず、牽引車で引かれる藤野選手の180SX。

藤野選手(奥)のマシンが突然ストップ!

 ここで勝負が決まり、ゴーチャ選手の2連覇で終わりました。ウイニングランをするゴーチャ選手ですが、そのマシンも途中でストップ。どちらが先に壊れてもおかしくない、そんな状況でした。

手押しで表彰式会場に運び込まれるゴーチャ選手のシルビア

 ゴーチャ選手は喜びを現すとともに、準決勝での松井選手のファイトを称賛。藤野選手は「世界一を決める大会ですから、日を改めて対戦するとかあればいいんですけれどね(笑)。これもまた勝負ですからね。問題はどうやって車を持って帰ろうかということで、だって動かなくなっちゃいましたから」と残念な表情を見せながらも、ユーモアのある答えをしていました。

優勝会見の様子。左から2位藤野選手、優勝したゴーチャ選手、3位アンドリュー選手

 「戦わずしてチャンピオンが決まっちゃいましたね。残念ですけれど、これもまたレースなんですね。皆さん本当に凄いファイトで楽しかったです。また、ドリフトを観に行きたいです」とは美環さん。こうして筑波サーキットとしては初となるドリフト世界一決定戦は終わりました。

大満足! の美環さん

 来年20周年を迎えるD1グランプリ。その開幕戦は2020年4月25~26日、D1グランプリ発祥の地である福島県・エビスサーキットで開催されます。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ