■追いこまれる国内メーカー
ASUSやHTCはスマホ事業が厳しい状況に置かれているものの、国内のSIMフリー市場で実績のあるOPPOやモトローラにとってもチャンスといえます。
新規参入にも期待です。
数年前、日本でMVNOやSIMフリー市場が急拡大した際には海外メーカーが続々と参入しました。グローバルの上位メーカーとしてXiaomiやVivoは日本に上陸しておらず、ほかにも新興メーカーは続々と生まれています。
逆に、分離プランで苦しい立場に追い込まれるのが、大手キャリア向けの上位機種を主力としてきた国内メーカーです。
ドコモは端末購入補助について「まったくないのはあり得ない」「アイデアを出していく」とはしているものの、限度はありそうです。このままでは定価で上位機種を売るか、中位機種でコスパ競争をするか、苦しい2択が待っています。
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