ASCII倶楽部

このページの本文へ

窓の円盤を何万枚も売った女が語る 『そんなの業界じゃあたりまえっちゃ!』 第90回

「Core」シリーズ登場前夜、メーカーの極端な物言いが災いを呼んだ

2018年07月18日 17時00分更新

文● イラスト●せれろんやまだ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 サラリーマン生活のほとんどを窓の円盤に翻弄されていたヤマダですが、過去2回だけハードウェアに苦しめられたことがあります。

 得てして、ハードウェアってその名のとおりで、「物理的に問題があったとき」にしか基本人間を翻弄しません。メーカーから届いたときに箱がつぶれていたとか、あるはずの部品がついてなかったとか、そもそも生産するの忘れてたとか。最後ひどい。

 なので、だいたい販売してから問題が起こるのって、例のなんちゃらアップデートのせいだったりするんですよね、前回みたいに……。

 が、過去2回の翻弄は「モノ自体はなんの問題もない」のに起こりました。

 それが……

1.BTX
2.Pentium M

 です。

 「えー? BTX? ヤマダ、疲れてタイプミスしてんじゃねぇ?」って思ってる方もいらっしゃるでしょう。

 あ っ た ん で す よ そ ん な 仕 様 が !!!!!!!!!

 2はCPU自体はむちゃくちゃ良かったんです! 本当に良かったんです! けれど……、けれどですね……

 もうお気づきの方もいらっしゃると思います。「あ、この話は某CPUメーカーさんの顛末だな……」と……。それでは、顛末を詳しくお話ししましょう……。この顛末があったからこそ、今の「Core」シリーズはあったのです……(とヤマダは思っています)。

 生まれる前は苦しいっすね、何事も……。

せれろんやまだ

 大手PC関連デバイス販売代理店で敏腕を誇った“姐御”。現在子育てに悪戦苦闘中。IT業界の“あるある”から“困った”をブッタ切っていくぞ!

カテゴリートップへ

この連載の記事

週間ランキングTOP5

ASCII倶楽部会員によく見られてる記事はコレだ!

ASCII倶楽部の新着記事

会員専用動画の紹介も!