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おもしろスゴイがスグ買える IoT最前線 第3回

熱中症やインフルエンザ……IoTなら未然に防げるモノもある

2016年08月19日 17時00分更新

文● 近藤正充(+Style事業責任者)

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 ソフトバンクが展開する、IoT商品が企画/購入できるサービス「+Style(プラススタイル)」の事業責任者をしている近藤です。連載3回目です。引き続きよろしくお願いします。+Styleの最新情報はFacebookページでお知らせしています。「+Style Facebookページ」にぜひ”いいね!”をくださいませ。

 さて先日、15年ぶりくらいに沖縄でダイビングをしました。透明度の高い海の中で、色とりどりの魚や亀に遭遇して、至福のひと時でした。しかし、水中での意思の疎通は、ハンドサインかメモを見せるか。これって15年前と全く同じ。音声会話できるとか、HMD(ヘッドマウントディスプレー)で同行者の位置がわかるとか、そんなIoT的なダイビングができれば、今よりもっと楽しく便利になるのでは? と思っちゃいました。誰か作ってくれないかしら。

感覚でなんとなくではなく、数値でロジカルに対策しよう

 その沖縄でも、逃げ場のない炎天下での観光をしましたが、そんな状況だと怖いのは熱中症ですよね。特に今年は数十年ぶりの猛暑(今のところその兆候は見られてませんが)というハナシで、しかも9月も残暑が厳しいとのことなので、対策はバッチリしておきたいですよね。

 しかし、Webで「熱中症 対策」で調べて出てくる内容が、曖昧すぎて、どう対応してよいかわからないものもあります。対策のほとんどが、「こまめに水分を取りましょう」ですが、他に「塩分を取りましょう」「温度を気にしましょう」「室内を涼しくしましょう」「服装を工夫しましょう」「冷却グッズを身につけよう」と続きます。ここまではなんとなく理解できるのですが、「丈夫なカラダを作りましょう」「日差しを避けよう」など”できたらやってるよ”的なものまでさまざまなのです。

 熱中症になりやすい場所として、高温多湿の室内やクルマの中、炎天下での作業といったシーンが挙げられますが、そのすべてで、お手本のような対応ができるでしょうか? なかなか難しいと思います。そんな時どうするか、はい、ここでIoTです。IoTなら、熱中症になりやすい環境になる前に、アラートを上げることも可能なのです。

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