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個人サービスを売買できるシェアリングサービス『エニタイムズ』を体験してみた

連載
柳谷智宣の「スタートアップDive!」

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成約率を上げるために本人確認書類を提出

 エニタイムズには現在約2万人が登録しており、前出の手タレ募集と同様、人気の依頼には人が集まる。そこで、自分がサポーターとして選ばれるために、もしくは依頼に応募してもらうために、信頼度を上げておく必要がある。一番手っ取り早くて効果的なのが、身分証明書の提出。「その他機能」から「身分証明書提出」を開き、免許証や健康保険証、パスポートなどの画像をアップロードすればいい。その他、顔写真を入れたり、プロフィールを充実させても成約率が上がるそうだ。

本人確認書類を送信する。免許証を撮影して送ってもいい

 リアルな個人サービスを売買できるエニタイムズはとても便利。まだ認知度が高くないため、それほどアクティブユーザーが多い印象は受けないが、今後も活用していきたいサービスだ。デジタル関係なら記事のネタにもなるので積極的にサポートしたいし、仕事でちょっと人の手が欲しいときに堂々とアテンドできるのも助かる。人の手が必要な人と時間や特技を活かしたい人をマッチングしてくれるエニタイムズ、今後も注目のスタートアップだ。

筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。

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