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CADのパースや立面図を建築写真化するAIレンダラー「real shot」正式リリース

 株式会社ARTISTIQUEは5月20日に、CADのパースや立面図、スマートフォンで撮影した外観・室内写真を、実物の建築写真クオリティに変換するというAIレンダラー「real shot」を正式リリースした。

Before:CADパース(左)/After:「real shot」で変換した建築写真クオリティの出力例(右)

 同社によると、建築業界の提案現場では、施主への視覚的な提案手段として主に3つの選択肢があるが、それぞれに制約があるという。

 画像生成AIは手軽さがある一方、プロンプト入力が中心で操作の習得が必要なうえ、建築パースとして使用すると、窓の数が変わる、壁が消える、玄関ドアが置き換わるなど構図が崩れたり、実在しない建材が貼られたりするなど、業務レベルでは再現性を確保できないという。

 高画質な3Dレンダリングソフトは高性能な専用PCが必須で投資額が大きく、操作習得の期間も長いため、実質的にCG専門職にしか扱えない領域となり、日常業務の中で営業担当者や設計者が使いこなすのは難しいという。

 そして、専門事業者へのパース外注は、戸建てで1枚あたり数万円、マンションなどの大型物件では数十万円規模の費用がかかり、納期も数日から数週間を要するという。修正依頼のたびに追加費用と時間が発生し、施主の「ここをこう変えてほしい」という要望にその場で応えることが難しいそうだ。

「real shot」は上記の課題をすべて解消することを目指して開発されたというAIレンダラー。プロンプト入力や長い習得時間、専用PCが不要で、ワンクリック、30秒で出力可能とのこと。設計意図を崩さず、実在する建材メーカーの製品を品番指定でき、修正もその場で即座に反映できるという。

実際の建材をクリックで選択可能。同じアングルでさまざまな建材の画像を30秒程度で作成可能とのこと

 プロンプト入力を必要とせず、時間帯や季節、地域、外壁材、インテリアスタイルなどをクリックで選択するのみで使用可能。CADで作成した建物の構造、窓の配置、アングルなどを忠実に維持して、写真のような画像を生成するという。加えて、実在する建材メーカーの製品を品番単位で搭載し、施主に「この建材で建てるとこうなる」と、その場でビジュアルを提案できるという。

実際の室内写真を使ったリノベーション+ステージングの「real shot」化。

手書きスケッチからワンクリックで30秒程度で「real shot」化

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