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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第3回

【今月の自作PCレシピ】10万円で作るSkylake&Windows 10搭載マシン

2015年09月21日 17時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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キモのマザーボードはお手ごろ価格の
ASRock「H170 Pro4」をチョイス

 LGA1151プラットフォームのポイントをしっかり押さえたパーツ構成となっている“Skylake 10万円アンダー”構成。その詳細を見ていこう。

 CPUは2万円台半ばで、ベースクロックは3GHzを下回る2.7GHzだが、ターボ・ブースト時の最大クロックは3.3GHzとなる「Core i5-6400」をチョイス。ちなみに、プラス4000円程度で4コア/4スレッド、ベース3.2GHz、最大3.6GHzとなる「Core i5-6500」にすることもできる。

“K”付きモデルはCPUクーラーを別途購入する必要があるが、TDP 65Wの無印Core i7/i5は、CPUクーラーが付属。コスト重視派には、うれしいところ

 LGA1151プラットフォームの魅力となる機能をつかさどるマザーボードには、ASRock「H170 Pro4」を選択。1万円台半ばながら、10フェーズの電源回路や1万2000時間の高耐久コンデンサー搭載と安定性に不安なし。また、I/Oパネル部を覆うカバーを備えるなど、デザインもグッドだ。

ASRock「H170 Pro4」。実売価格は1万3480円(税抜)と手ごろな価格になっている。対応CPUとの同時購入で2000円引きなのもうれしい(9月16日時点)

I/Oパネル部のカバーなど、かっこいいデザインに。リアのインターフェースは、USB 3.0ポート×6、DVI×1、HDMI×1、インテル製コントローラー採用のギガビットLAN、7.1chサウンドとなっている

VGAは、ドスパラお得意のPalit製
GeForce GTX 750搭載カード

 ビデオカードには、標準画質でファイナルファンタジーXIVを遊べるというPalit「GeForce GTX 750 StormX OC(NE5X750S1301-1073F)」(GDDR5 1GB)を選択。1GBメモリーなど、最新ゲームをガッツリ遊ぶには、ちょっと性能が足りないがライトゲームなら十分だろう。

NVIDIAのミドルローGPU「GeForce GTX 750」を搭載するPalit「GeForce GTX 750 StormX OC(NE5X750S1301-1073F)」

 よりゲーミング性能に重きを置くなら、ビデオカードの予算を増やして、「GeForce GTX 750Ti」や「GeForce GTX 960」を狙いたい。「GeForce GTX 960」搭載の「GeForce GTX 960 JetStream (NE5X960H1041-2060J)」は2万5000円前後なので、ギリギリ総額10万円に収めることも可能だ。

他社より安価なことが多いPalit製ビデオカード。「GeForce GTX 750Ti」の2GBモデルなら2000円程度のアップでオッケー。なお、9月30日まではGTX 960/GTX 970搭載のPalit製ビデオカードが店頭価格から1000円引きになるキャンペーンを実施中だ

電源ユニットは500Wの玄人志向「KRPW-N500W/85+」。電源容量、装備する補助電源コネクターを踏まえると、「GeForce GTX 960」までなら問題ないだろう

→次のページヘ続く (OSはパッケージ版にすれば光学ドライブ不要

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