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東北地方太平洋沖地震&計画停電のまとめ 第28回

データ損失などの事態を事前に防ぐ

ネットアップ、計画停電に向けストレージの停止方法など公開

2011年03月16日 23時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月16日、ストレージベンダーのネットアップは、東北地方太平洋沖地震とそれに伴う計画停電の影響を考慮し、同社製品の取り扱い方についての注意喚起を行なった。

ネットアップ製ストレージの停止方法についての注意喚起

 これによると、正しい手順で停止しないと最悪の場合、データの損失などの事態を引き起こす可能性があるとしている。

 同社では正しい停止手順として、以下のように案内している。

手順1
 ・輪番停電により影響を受けるストレージシステムの確認
 (無停電電源装置の有無などの設備側の状況や、各社の運用ポリシーなどにより、必ずしもすべてのストレージシステムを停止する必要があるわけではない)
手順2
 ・上記1の確認後、機器の停止が必要と判断されたシステムに関して、定められた手順書またはマニュアルに従い、手順を理解している作業員が実施する
手順3
 ・上記2記載の事項に関し不明な点や不安な点がある場合は、必ず販売代理店または、契約保守代理店まで連絡する

 また同社では、電源復帰後にシステムを起動する場合は、念のため販売代理店または保守代理店からの確認を依頼することを勧めている。

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