東北地方太平洋沖地震&計画停電のまとめ 第78回
Salesforce上に「救援物資マネジメントシステム」を構築
ソフトバンクテレコム、救援物資管理システムを無償提供
2011年04月18日 06時00分更新
4月15日、ソフトバンクテレコムは、被災地での救援物資供給を支援する「救援物資マネジメントシステム」を構築し、支援団体に無償提供すると発表した。
救援物資マネジメントシステムは、支援物資情報と被災地区の物資集積拠点、避難場所での物資のニーズをクラウド上のシステムに一元化。これにより、需要側と供給側の正確な情報の調整を行ない、その情報をもとに現地の事情に合った物資の供給を仲介するもの。
現地で活動するボランティアは、スマートフォン上でアイキューブドシステムズの「Yubizo Engine」で開発した専用のアプリケーションを起動し、救援物資マネジメントシステムにアクセスする。これにより、スマートフォンで最新の物資供給情報を確認でき、現地で集めたニーズを「救援物資マネジメントシステム」に反映することで、迅速な支援を実現できる。
本システムは、支援活動を行なうNPO「避難者支援プラットフォーム準備室」が推進する「みんなでがんばろう日本」プロジェクトの一環で、セールスフォース・ドットコムのクラウド技術「Force.com」を基盤に開発されたという。
提供対象は、「被災者支援を実施される公共団体およびNPOなどの各種団体また地方自治体」。申し込みは、避難者支援プラットフォーム準備室から行なえる。
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